2013/03/18 @ 三鷹

「すばるの次期補償光学装置と大学における基礎開発研究の連携検討会」

趣旨

現在すばる望遠鏡では次世代補償光学装置(AO)の検討を進めている。その開発・製作

には国際的な協力を広く呼び掛ける予定である。この様な国際協力体制の中で、日本

独自のAOの研究開発力を発展させ世界的な競争力を維持して行くためには、大学との

連携が望まれるところである。そのために大学で進めている基礎開発テーマを理解し、

次世代AO開発に関わるテーマとの共通点を探るために共に議論する場を設けることが

必要である。特に今回は論文をまとめた学生が在籍する東北大学、京都産業大学を

招いて検討会を開催する。

プログラム

日時: 3/18(月) 13:30-17:00

場所: 国立天文台・三鷹(院生セミナー室)、ハワイ観測所(TV会議)

ハワイ観測所のAO開発の紹介 (座長: 秋山)

13:30 - 13:50 「すばる次世代補償光学装置プロジェクト」早野 裕(ハワイ観測所)

13:50 - 14:10 「次世代AO検討を進める上での課題」大屋 真(ハワイ観測所)

(14:10-14:20 休憩)

大学における補償光学開発 (座長: 大屋)

<東北大学>

14:20 - 15:00 「次世代超大型望遠鏡の広視野多天体補償光学のためのトモグラフィック波面再構成の精度および計算速度に関する研究」大野良人(東北大学)

<京都産業大学>

15:00 - 15:40 「小型屈折光学系補償光学装置CRAOの開発」北尾 栄司(京都産業大学)

15:40 - 16:10 「小型補償光学装置(CRAO)の波面制御システムの開発」松井卓也 (京都産業大学)

(16:10-16:20 休憩)

総合討論 (座長: 早野)

16:20 - 17:00

注) 講演スライドのリンクをクリックした際に「現在、ドキュメントを表示できません。しばらくしてからもう一度試してください。」と表示されてアクセスできない場合は、一旦ダウンロードして下さい。左上の下向きの矢印、または左上の「ファイル」メニューの「ダウンロード」でダウンロードできます。

参加者

秋山正幸、大野良人(東北大学)、藤代尚文、北尾栄司、松井卓也、清水智(京都産業大学)、峰崎岳夫(東京大学)、高遠徳尚、早野裕、大屋真(ハワイ観測所)、服部雅之(ハワイ観測所、TV会議)

世話人

大屋 真(ハワイ観測所、代表)、早野 裕(ハワイ観測所)、秋山正幸(東北大学)、高見英樹(国立天文台)