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インディアナ大ロースクールでは、留学生も1L(J.D.1年目)のコースを履修することが可能です。多くの留学生が、契約法や不法行為法の講義を履修しています。また、3L(J.D.3年目)のコースも履修することが可能です。
履修科目選びについては柔軟性が高く、一部の必修科目の履修免除が認められたり、教授の許可をもらった上で、指示された文献を読むDirect Readingや、法律制度等についてレポートを提出するResearch Paperで単位認定がなされることもあります。
最初の科目登録は、留学生担当の教授たちから履修科目についてのアドバイスを受けた上で登録することになっており、授業内容や教授の話し方の聞き取りやすさまでを踏まえた上で科目選び等のアドバイスをしてくれます。
死刑制度研究者であり、刑事手続法のホフマン(Joseph Hoffmann)教授は東京大学で2回にわたって在外研究をした知日派であり、東京大学の井上正仁教授、京都大学の酒巻匡教授などとも深い親交を持ちます。アメリカと日本の刑事法を比較するのであれば、適任の教授です。
知的財産法のリーファー(Marshall Leaffer)教授は、その著作の日本語訳が『アメリカ著作権法 LexisNexisアメリカ法概説』として出版されています。
留学生向けの必修講義は以下のとおりです。
秋学期開講科目
Legal Discourse and Writing(2単位)
Introduction to American Law(2単位。夏季集中学期でも開講)
春学期開講科目
Academic Legal Writing (LL.M. Thesisのみ)(1単位)
試験
試験では、留学生に対して配慮がなされています。教授は、留学生に対して試験時間を1.5倍に延長することができ、また、JDと異なる問題を出題することができます。JDへの問題の一部のみをJDと同じ時間で回答させることもあれば、JDと同じ問題をJDの1.5倍の時間で回答させることもあります。また、辞書については持ち込みが可能です。これらは、英語の不得手な留学生にはうれしい配慮と言えます。