Visas

Home > After Admission > Visas

ビザ

出国等に関する情報については随時変更がありますので、アメリカ大使館等のウェブサイトで確認されることを強くお勧めします。

ビザ

大学に合格すると、学生の資格でアメリカに滞在することになります。学生の場合、F-1と呼ばれるビザを取得することが多いですが、J-1というビザになることもあります。J-1は政府機関等が全額奨学金を出している場合に出されることになるようです。大きな違いとしては3点あります。1点目は配偶者の就労の可否です。F-1ビザ所有者の配偶者、子どもはF-2というビザを取得し、J-1ビザ所有者の配偶者、子どもはJ-2ビザを所有することになります。この際、F-2ビザでは就労することができませんが、J-2ビザでは就労することが可能です。2点目は雇用関係を持たずに客員研究員になることの可否です。F-1ビザの場合、卒業後1年間はOptional Practical Training (OPT)という制度を利用して法律事務所等で研修することが可能です。しかし、この研修は有償・無償を問わず雇用関係が存在していることが前提になります。そのため、客員研究員としてさらに大学で研究を継続したいと考えた場合、大学から雇用してもらうというような形態を取らなければOPTを利用して客員研究員として活動することはできません。客員研究員となるためには、改めてJ-1ビザに書き換える必要があり、国外のアメリカ大使館で手続を行う必要があります。これに対してJ-1ビザであれば卒業後も引き続きJ-1ビザの資格のまま客員研究員となることが可能です。3点目はプログラム終了後の滞在期間です。F-1ビザでは出国準備期間として60日の滞在が許されていますが、J-1ビザでは30日となっています。

I-20 (J-1においてはDS-2019)

大学に合格した後、大学から送付されてくる書類です。公式な在学許可証と言ってもよいと思います。ビザを取得する際にも必要ですし、滞在中は常にパスポートとセットで提示を求められことも多くあります。大学院のプログラム開始前に語学研修を受ける場合には、そこからも別個にI-20が発行されます。入国可能時期はプログラム開始の30日以内ですので、語学研修を受ける場合には語学研修先から発行されたI-20でビザを発行してもらうことになります。

なお、I-20は、各大学がアメリカ移民局の委託を受けて発行している公文書です。

Visa

SEVIS

9・11テロ事件以降、留学生に対する管理が厳格化されました。SEVISはその留学生管理システムです。SEVISの番号はI-20に記載されています。ビザ申請にはSEVISの登録費用を納付していることが必要です。クレジットカードで支払うことができます。支払確認画面を印刷すればそれを持って納付した書面にすることができます。

大使館・領事館での面接

所定の書面等に記載し、面接費用については郵便局等でPayeasyを利用して支払ったら面接です。予約が必要ですが、公務員であれば一定の日が指定されていますので、その日については予約無しで面接することができます。その場合は、家族も一緒であれば予約無しで面接をすることができます。書類を持って大使館か領事館に行きます。面接は簡単なものですぐ終了します。英語で聞いてくる人もいますが、日本語だけで済む場合もあるそうです。

受取り

数日でVisaの貼られたパスポートが返送されてきます。ExPackの番号を控えておけば郵便局のウェブサイトで配達状況を確認することができます。

I-94

飛行機の中で記載する書面です。

入国審査

入国審査では指紋等の確認も行われます。

I-20の切り換え

留学生はその留学期間中すべて同一のSEVISナンバーで管理されることになります。語学研修に参加した場合は、プログラム終了後語学研修先においてSEVISの解放手続をしてもらい、その後大学院のプログラムでSEVISを登録することになります。同一のSEVISナンバーですので、I-20に記載されているSEVISナンバーも同一でなければなりません。そのため、大学院から合格通知と同時に送付されたI-20は語学研修先から発行されたI-20と番号が異なるため、新たにI-20を発行してもらうことになります。

インディアナ大ではこれらの手続はOffice of International Servicesが担当しています。ロースクールこの建物に近い便利な場所に建っています。

I-20への裏書と再入国

アメリカ国外に出国する際は、留学生アドバイザーから事前に承認の署名を受けておくことが必要です。それがない場合再入国を拒否される可能性があります。署名は1年間有効で、その間は1回出国したからと行って改めて署名を受ける必要はありません。インディアナ大では大学院のプログラムに伴うI-20にはすべてサインがされたものが渡されます。

ビザの切り替え

入学後に配偶者の方が正規の学生になった場合、F-2(留学生の配偶者)ビザからF-1(留学生)ビザに切り替える必要が出てきます。この切替はアメリカ国内でも可能とされていますが、場合によっては6か月程度必要になることもあるため、アメリカ国外(例えば日本)で切替の手続をする方が良いと思います。必要な期間は1週間程度です。