北海道火山勉強会in十勝岳 一般講演会
「十勝岳~最新の研究成果からみる火山活動の現状と防災~」
十勝岳では、最近も地震活動や噴気活動などが観測されており、国内でも有数の活発な火山です。最新の研究成果や観測データに基づいた十勝岳の現状について知っていただき、次の噴火に向けた備えを進めていただくことを目的に、北海道火山勉強会では一般講演会を開催します。北海道大学の中川特任教授と青山教授、北海道立総合研究機構の高橋主査から十勝岳の過去の噴火の特徴や、最近の火山活動の推移、今後起こりうる活動などについて、札幌管区気象台から十勝岳の監視体制などについて講演してもらう予定です。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
日 時:2024年6月1日(土) 11時00分~12時30分
場 所:美瑛町町民センター 多目的ホール(美瑛町寿町2丁目3−13)
主 催:北海道火山勉強会
後 援:美瑛町
問合せ先:北海道火山勉強会 事務局
北海道大学大学院理学研究院 011-706-3585
【講演プログラム】
○ 松浦武四郎は何を見たか?:ヌッカクシ火口(安政火口)の最新の噴火史研究
中川 光弘 (北海道大学大学院理学研究院 特任教授)
○ 温泉・噴気観測から見た十勝岳の火山活動の現況
高橋 良 (北海道立総合研究機構 主査)
○ 十勝岳の観測研究から見えてきた活動変化と内部構造
青山 裕 (北海道大学地震火山研究観測センター 教授)
○十勝岳の監視と防災情報
谷口 正実 (札幌管区気象台 火山対策調整官)