第4回WS

日時:2012年 7月7日(土) 14:00-17:00

7月8日(日) 10:30-17:00

場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎(らいおうしゃ)2F 大会議室 http://www.keio.ac.jp/ja/access/hiyoshi.html

後援:慶應義塾大学 教養研究センター http://lib-arts.hc.keio.ac.jp/center/index.html

参加費用:諸経費として500円程度集める可能性があります。

講習前にAudacity というソフト(無料)をダウンロードしてきてください。(無理な場合は、当日、講師からコピーできます。)

http://audacity.sourceforge.net/download/

トランスクリプション講習は定員に達したため締め切りました。

トランスクリプション講習に関する注意点(6月22日)

1) 7月7日の前半(2時から3時30分まで)は今までの復習に当てる予定です。今回初参加の方は必ず出席ください。

2) 講習には下記のものをご持参ください。

ノートパソコン (WinでもMacでも)

ヘッドフォンまたはイヤフォン(書き起こし作業の実習で使用します)。ご自身のノートパソコンに差し込んで使えるか、前もって調べておいてください。

USBメディア(フラッシュドライブなど)

3) 我々のワークショップは日本語日常会話コーパスの構築を向けてのものです。その為の一歩として、書き起こしの方法を学ぶ機会を少しでも増やす目的で行っています。我々の経験では、一つの書き起こし方法が使えるようになるのは何ヶ月かの集中訓練が必要です。それ以降も定期的に書き起こしを行なえば少しずつですが上手くなっていくように思われます。これは心理言語学で実験方法、コーパス言語学で統計を学ぶのと同じようなプロセスです。この目的・背景を御理解のうえ書き起こしの部に参加いただると幸いです。

4) 講習で取り扱うUCSBの書き起こしシステムは、英語での出版や日本語を専門としない研究者による利用も考えてローマ字によるものです。あらかじめご了解ください。

目的:

このワークショップは、日本語の自然会話データを収集、書き起こし、管理、共有するための方法を身につけ、今後の研究に役立つコーパスを共同で作っていくための研究グループでおこなっています。

第三回ワークショップに続いて、音声・ビデオデータの分析をもとに、話し言葉の言語学の可能性を探ります。今回は7日と8日前半はUC Santa BarbaraのDiscourse Transcriptionにもとづいて会話のトランスクリプション(書き起こし)の方法の講習を行います。8日後半は研究発表、ディスカッション含めて話し言葉データ分析とそれを基盤にした理論化に重きをおきたいと思います。一日のみの参加も歓迎しますが、使用教室・機材の関係から、トランスクリプション講習への参加は事前応募が必要になります。(すでに定員に達したため締め切りました。)

スケジュール:

(※6月21日現在)

7月7日(土)

<第1部:14:00~17:00> トランスクリプションの方法ワークショップ・前

大野剛(アルバータ大学)

鈴木亮子(慶応大学)

14:00-15:30 トランスクリプション ワークショップ・1

15:30-15:45 休憩

15:45-17:00 トランスクリプション ワークショップ・2

17:00- 懇親会

7月8日(日)

<第2部:10:30〜13:30> トランスクリプションの方法ワークショップ・後

大野剛(アルバータ大学)

鈴木亮子(慶応大学)

10:30-11:45 トランスクリプション ワークショップ・3

11:45-12:15 昼食

12:15-13:30 トランスクリプション ワークショップ・4

13:30-13:45 休憩

<第3部:13:45〜16:45> 研究発表

13:45-14:30 北野 浩章(愛知教育大学)

「日本語の〜タリ〜タリ構文」

14:30-15:15 山本真理(北海道大学大学院 大学院生)

「物語の聞き手によるセリフ発話」

15:15-15:30 休憩

15:30-16:45 ディスカッション

コメンテーター片岡邦好(愛知大学)