第12回WS

第12回話しことばの言語学ワークショップ

第12回ワークショップを下記の通り開催いたします。

今回のテーマは「話しことば?書きことば?:データと理論を考える」です。

皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

〈概要〉

日時:2016年3月18日 (金)10時~17時

場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3F 304マルチメディア会議室(http://www.tufs.ac.jp/access/tama.html

内容:話しことば研究の方法についてのディスカッション

参加費用:500円(コピー代、茶菓代、その他諸経費)

*事前参加登録は不要です。当日、直接受付にお越しください。

問い合わせ先:hanashikotoba.gengogaku[at]gmail.com

*[at]を@に変更してください。

〈プログラム〉

9:30-

10:00-10:15

受付開始

第12回ワークショップのねらい

PART 1「話しことば研究の地平線と着地点」

12:05-13:15

昼食時間

PART 2「話しことばで現れる形式は、書きことばではどう現れるのか?そしてvice versa」

13:15-13:45

13:45-13:55

13:55-14:25

話題提供(3)「ベトナム語の文末詞đâyとnày:戯曲と会話のデータから」(仮)

安達真弓(日本学術振興会・東京大学)

休憩

ディスカッション(2)

14:25-14:35

休憩

PART 3「話しことばと書きことば:招待講演と全体ディスカッション」

17:30-

懇親会

〈特別講演詳細〉

講師:石黒圭(国立国語研究所・一橋大学)

講演内容:

第1部「話しことばとフィラー」

第2部「話しことば・書き言葉と接続詞」

講師プロフィール:

1993年、一橋大学社会学部を卒業。1999年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同年、一橋大学留学生センター専任講師。同助(准)教授を経て、2013年、一橋大学国際教育センター教授。現在は、国立国語研究所日本語教育研究・情報センター教授、一橋大学大学院言語社会研究科連携教授。

〈ディスカッション詳細〉

ディスカッション(1)「話しことば研究の計画、データ収集、コーディング、分析」

言語形式を見たい場合でも、談話や言語人類学的な関心がある場合でも、どのようなデータをどれくらいどのようにしてとるかは、重要な問題であり、研究の結果を左右する。

今回は、特に人類学ないし談話に着目したデータ収集(+その収集計画のもととなる簡単な理論的背景)に触れながら、参加者のデータ収集(+その簡単な理論的背景)をより深く議論することで、接点や対照的な点、補完的な点、どちらにも欠けている点等を見つめなおす。

ディスカッション(2)「話しことば研究でどのように書きことばを扱えるか」

話しことばと書きことばとの間には、どのような違いがあるのか、またどのような違いがないのか。データを収集する上で、また調査設計を行う上で、どのような点に注意すべきだろうか。どのようにすれば、補完的で面白い研究ができるだろうか、について考える。

〈懇親会〉

東京外国語大学周辺のお店を予定しております。

詳細は、後日ご連絡いたします。