cubox-i 4Pro用のlightMPDを公開しました
投稿日: 2014/07/20 8:40:54
2016.04.02 追記
cubox-i4pro,wandboardのインストールはcuboxi4pro,wandboard用のlightMPD-v1.0.0を公開しましたを参照して下さい。
最新バージョンはv1.0.1です。
native dsdの対応はkernelのバージョンによって異なります。
2016.04.02現在のkernelの最新はlinux-4.4rt3を公開しましたを参照して下さい。
下記の内容は古くなりました。
cubox-i4Pro用のlightMPDを公開しました。
cubox-i,cubox-i4proで動作確認しました。cubox-i2,cubox-i2exでは動作確認
をしていません。動作しなくてもこれらの機種に対応する予定はありません。
また、cubox-iはsolirun社のカタログからも外されている事およびシリアルコ
ンソールが使えないので障害の解析が困難なことなどから、今後のサポートは
保証できません。(cubox-i4pro用に作っていたら結果的にcubox-iでも動作し
たというところです)
機能的にはv0.05に成ります。
ダウンロード
インストール
cubox-i,cubox-i4proではSDメモリの先頭ブロックにSPL(second program loader)をインストール
する必要があります。
SPLのインストールはWindowsでは出来ません。Linuxやmac等が必要になります。
この操作を間違えるとシステムを壊す場合があるので、cubox,beaglebone上のlightMPDでSDメモリに
SPLをインストールするスクリプトを用意しました。
今のところ、cubox,beagle boneがないとcubox-i用のlightMPDをインストールする手段はありません。
SPLインストーラー(mkbootsd.sh)はlightMPD以外のLinux,macで動作させないで下さい。
システムを壊す場合があります。
1. SPLのインストール
a. SPLインストーラー(mkbootsd.tgz)をダウンロードする
b. cubox,beagleboneのlightMPDをインストールしたSDメモリにmkbootsd.tgz をコピーする
d. cubox,beagleboneのlightMPDを起動する、このときtelnetdは有効にしておく
e. putty等の端末ソフトからlightMPDにtelnetでログインする
ユーザはroot,パスワードは無し
g. SDメモリをマウントする
mount /dev/mmcblk0p1 /mnt
h. SDメモリ上のmkbootsd.tgzを解凍する
cd /tmp
zcat /mnt/mkbootsd.tgz | tar xvf -
/tmpディレクトリにSPL,mkbootsd.shの2つのファイルが作成されます。
以下の操作はすべて/tmpディレクトリで行います。
i. SDメモリをアンマウントする
umount /mnt
j. SDメモリを交換する
lightMPDを起動したSDメモリを取り外して、cubox-i用のlightMPDをインストールするSDメモリをスロットに挿入する。
k. mkbootsd.shの実行
mkbootsd.shは以下の事を行います。SDメモリの内容はすべて消去されるので注意して下さい。
1. SDメモリのパーテションテーブルのクリアー
2. SPLのインストール
3. パーテションの作成
パーテションタイプはc(VFAT(LBA))
パーテションの範囲はSPLの直後から最後まで
4. パーテションのフォーマット(VFAT)
以下のコマンドを実行します。
sh mkbootsd.sh
l. SDメモリを取り外して、PC上でlightMPDcuboxi-v0.05のインストールを行う。
2. lightMPDcuboxi-v0.05のインストール
SPLをインストールしたSDメモリにcubox,beagleboneのlightMPDと同じ要領でインストールして下さい。
以上でインストールは完了です。
動作上の注意
cubox-i,cubox-i4proではPower LEDの制御は出来ません。DDC,DACは上段のUSBポートに接続して下さい。