BeagleBone Black Rev C について
投稿日: 2014/06/14 5:38:11
BeagleBone Black Rev C でlightMPDがブート出来ないという問題が掲示板に寄せられました。
BeagleBone Black Rev Cからブートの方法が変わったようで、S2スイッチを押しながらでないとSDメモリから
ブートしなくなりました。また、SDメモリの先頭のパーティションにブートフラッグが立ってないブートしません。
掲示板でyama3plutoさんからMLOを別名に変更することによりS2スイッチをおさなくてもSDメモリから
ブートするという情報をいただきました。
掲示板でyama3plutoさんからMLOの名前を変更する方法が提示さてますが、ここでは別な方法を説明します。
これを実施するとeMMCからのブートが出来なくなります。
1. BBB付属のマイクロUSBケーブルを使ってBBBとPC(windowsを想定しています)を接続する。
2. BBBの電源を入れる。(eMMCからdebianが起動します)
3. PCのマイコンピュータに BeagleBone Getting Started というデバイスが表示されます。
(初回はドライバがインストールされます)
4. BeagleBone Getting StartedというデバイスはBBBのeMMCのパーテション1です。
(MLOはこのパーテションにあります)
5. PCからMLOをMLO-backなどに名前を変更します。
以上で終了です。
SDメモリのパーテションのブートフラッグの操作はEasyUS Partiton Master というソフト
で行うことが出来ます。この手のソフトは使い方を誤るとシステムを壊す場合もあるので
使用に際しては十分注意して下さい。
次のバージョンからlightMPDでもremote login の仕組みを設けます。
これによりlightMPDからSDメモリの操作(フォーマット,ブートフラッグの操作等)が行えるようになります。