投稿日: 2015/06/25 14:32:42
alix3d2用のlightMPD-v1.0.0を公開しました。
主な仕様
v0.09との相違点
[http]
enable=yes
port=80
[telnetd]
enable=yes
port=23
[webconsole]
enable=yes
port=9000
portは省略可能ですが、省略した場合は http,telnetd,ebconsoleのポートはれぞれ80,23,9000 になります。
[ympd]
enable=yes
webport=8080
mpdport=6600
webportはympがリクエストを受け付けるポートを指定します。デフォルトは8080です。
mpdportはmpdがリクエストを受け取るポートを指定します。mpdがリクエストを受け付けるポートはmpd.confで指定できます。デフォルトは6600です。
native-dsdの対応
mpd-0.19.9rt-native-dsdはhttps://github.com/lintweaker/xmos-native-dsdで公開されているdsdのnative転送に対応したmpdです。
DDC,DACが対応していればdsd native転送を使うことにより機器側が対応していればDSD256の再生が可能になります。
対応するDDC,DACは
です。(上記全ての機器がDSD256に対応しているとは限りません。DSD256の為に機器を選択する場合は仕様を確認して下さい。)
当初、DIYINHKのDDCでテストする予定でしたが、タイムリーな事にエレクトロアートのデジタルオーディオ実験室上にて下記基板に対するnative dsdのパッチが公開されましたので、その対応を行いました。
HDttやe-onkyoから購入したDSD256ファイルをUSDA_MINIでテストしたところちゃんと再生できましたので、公開に踏み切りました。
[注意]
dsd native転送を行う場合は、lightmpd.conf,mpd.confを以下のように修正して下さい。
dsd_native "yes"
dsd_native_type "2"
ダウンロードおよびインストール
インストール方法を変更しました。
alix3d2の場合、sdメモリの特定の位置にブートローダー(grub)を配置しておく必要があります。
その操作をWindowsやmacで行うのは特殊な操作が必要な為、lightMPDのv0.09まではディスクイメージを配布し、
そのイメージをDDwin for windowsなどのソフトでSDメモリに書き込むことで実現していました。
今回から
の2つに分けました。
1.のブートローダは256Mbyte,2GByte,4Gbyte用のイメージを用意しました。また、このイメージは今後のバージョンでも共通に使えます。
2.の配布パッケージはbeaglebone用の配布パッケージと同じ形態でバージョン毎に用意します。
イメージファイルのインストール
配布パッケージのインストール
ダウンロード