著者 マーチン・ファン・クレフェルト
4.3 5つ星のうち 10 カスタマーレビュー
ダウンロード戦争文化論 上PDFマーチン・ファン・クレフェルト - 内容紹介 「人類は戦争に魅了されている」だから文化が生まれるのだとクレフェルトは言う。 戦争に伴うさまざまな儀式は、まさに戦争が文化そのものである、と。 戦争は政治目的の手段に過ぎないというクラウゼヴィッツに異議を唱え、説得力ある文章で「戦争とはなにか」を喝破した名著、待望の邦訳! 戦争文化論 上巻 目次 日本語版への序文 はじめに 第一部 戦争に備える 第一章…ウォーペイントからタイガースーツまで 第二章…ブーメランから城塞まで 第三章…軍人を養成する 第四章…戦争のゲーム性 第二部 戦争と戦闘において 第五章…口火となる言葉(行動) 第六章…戦闘の楽しみ 第七章…戦争のルール 第八章…戦争を終わらせる 第三部 戦争を記念する 第九章…歴史と戦争 第一〇章…文学と戦争 第十一章…芸術と戦争 第十二章…戦争記念碑 下巻目次 第四部 戦争のない世界? 第十三章 平和だった時期はほとんどない 第十四章 大規模戦争の消滅 第十五章 常識が通用しない 第十六章 ヒトはどこへ向かうのか? 第五部 戦争文化をもたぬ世界 第十七章 野蛮な集団 第十八章 魂のない機械 第十九章 気概を失くした男たち 第二〇章 フェミニズム 結び 大きなパラドックス 謝辞 解説…石津朋之 注 索引 ■著者略歴 マーチン・ファン・クレフェルト(Martin Creveld) イスラエルのヘブライ大学歴史学部教授。専門は軍事史および戦略研究。 ロンドン大学経済政治学学院(LSE)で博士号を取得した後、1971年から現職。また、アメリカなど主要国政府の防衛問題アドバイザーとしても活躍。 主な著書に The Transformation of War、The Art of War、The Changing Face of Warなど。邦訳書に『補給戦』がある。 ■監訳者略歴 石津朋之(いしづ・ともゆき) 獨協大学卒、ロンドン大学SOAS及び同大学キングスカレッジ大学院修士課程修了、オックスフォード大学大学院研究科修了。 防衛省防衛研究所戦史部第一戦史研究室長。拓殖大学、上智大学、放送大学非常勤講師。 著書に『リデルハートとリベラルな戦争観』、『クラウゼヴィッツと「戦争論」』(共編著)、『名著で学ぶ戦争論』、『戦略原論―軍事と平和のグランド・ストラテジー』など。 内容(「BOOK」データベースより) なぜ戦争が文化であるのか、なぜ人類は戦争に魅了されてしまうのか。その本質を理解しなければ「戦争」は語れない。クラウゼヴィッツ批判、名著『補給戦』の著者が新たに問う人類と戦争の本質。 商品の説明をすべて表示する
以下は、戦争文化論 上で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 まあ戦争について語るとこういう結論にしようとするよなでも、人は戦争をやめない。人は戦争が好きなんじゃ、ということを解き明かしている古今東西から幅広く戦争にまつわる文化を収集している結構日本のものも多いが、それは、というところもなきにしもただ、人間は、というか男の子は戦争が好きだ、というところを出発点にして戦争の惨禍を回避するために思索すべきだろな多くの芸術や文化の中で戦争は賛美をされてきたそれは戦場の悲惨さとは遊離したものであるがそもそも万人が平和で安全で十分に富が得られる社会ってほとんどなかったわけで実際に戦場で無惨に死ぬ兵士にだって、抑圧された日常の解放ってのはあったろうし手柄でもあげれば生活は一気に変わっていくことも期待出来たまた戦争に対しての姿勢が双方で同じであれば開戦の儀式も和平までの過程も共有出来ているわけでどこかで収束させることも可能にはなるわけだしかも常時戦争で大混乱、という文明はそもそも滅びているわけで戦争の狭間に戦争を語っているなら、体験よりも語っている時間のほうが長いそういう蓄積が戦争文化が成立する要因でもあるんだよねえ 博識の著者だけあって、扱う分野が広い。戦争と文化の関係について様々に論じた大作だ。補給戦―何が勝敗を決定するのか (中公文庫BIBLIO)でも歴史を様々に引用していたが、この本は桁が違う。戦争と文化は切り離せない。それは人類が戦争をなくせないからだ。文化として、衣装、建築、戦争のルール、開戦の作法、終戦の作法、歴史、文学、芸術、記念碑等々を取り上げ、世界の歴史を縦横無尽に駆け巡りながら考察を深める。歴史軸で言うと、古代ギリシャやローマはもちろん、必要とあれば古代エジプトまで遡る。中世、ルネサンス、近代、第1次大戦、戦間期、第2次大戦以降まで網羅する。国や地域で言えば、欧州の話が多いのは当然としても、アフリカや古代アメリカ大陸、日本にまで話が及ぶ。日本への言及は意外に多いので、多くの日本人読者にも楽しんでもらえるだろう。 Tags:戦争文化論 上PDFダウンロード戦争文化論 上PDF戦争文化論 上のePub戦争文化論 上ダウンロード戦争文化論 上オーディオブック戦争文化論 上ダウンロードブック戦争文化論 上発売日戦争文化論 上試し読み戦争文化論 上ネタバレ戦争文化論 上amazon戦争文化論 上download戦争文化論 上kindle