著者 野間 俊克
3.7 5つ星のうち 34 カスタマーレビュー
ダウンロード将棋400年史 (マイナビ新書)Ebook ePub - 大橋宗桂から藤井聡太まで藤井聡太七段の活躍や羽生善治九段の偉業達成などで将棋に注目が集まっています。しかし、考えてみるとなぜ将棋というボードゲームをして生計を立てる「プロ棋士」という職業が成立しているのか、不思議だと思いませんか?1612年に徳川幕府が「将棋指し衆」8人に俸禄を支給したことが「プロ棋士」の始まりです。 そこから現在のように日本将棋連盟が新聞社等からスポンサー収入を得るスタイルが確立するまでには、さまざまな制度の改変がありました。また、組織同士の対立、事件、分裂の危機とそれに決着をつけた歴史的な対局がありました。本書は将棋が歩んできたその400年の歴史を振り返るものです。初代大橋宗桂、伊藤宗看、伊藤看寿、大橋柳雪、天野宗歩、関根金次郎、阪田三吉、木村義雄、升田幸三、塚田正夫、大山康晴、中原誠、米長邦雄、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、渡辺明、藤井聡太・・・。400年の間に登場した名棋士たちの活躍やエピソードを交えて将棋の歩みを追体験できる一冊です。◆コンテンツ:第一章 江戸時代 ~徳川幕府と将棋三家~第二章 幕末から大正時代 ~新聞将棋の始まり、関根金次郎と阪田三吉~第三章 昭和時代 ~大改革 実力制名人制、木村義雄から谷川浩司まで~第四章 平成時代 ~羽生善治夢の七冠達成とニュースター藤井聡太~
以下は、将棋400年史 (マイナビ新書)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 江戸時代から平成時代までの将棋界の歴史を、名人を中心に解説した新書。将棋本を数多く出している出版社だけあって、浮ついたような解説はなく、淡々と真摯に解説している。教科書や参考書を読んでいるような感覚になる。(大学の卒業論文のようでもある)マイナビ新書は新書シリーズとしはまだまだ発展途上。その点で、課題となる問題が幾つか見られる。例えば、縦書き左開きの和綴じ書籍なのに基本的にアラビア数字表記とか。逆に、アルファベットでは、なぜか縦書き表記になっている。アラビア数字にこだわるなら横書き左開きの書籍にした方がいい。逆に縦書きにこだわるなら、漢数字表記にして、アルファベットのみ横寝かせで組んだほうが見やすい。マイナビ新書のもう一つの問題は、図版が全くないこと。挿絵はもちろん、棋譜も統計グラフもない。せめて巻末か扉に記してほしい年表もない。この辺は著者の問題ではなく編集者の努力不足。読ませる工夫が進むことに期待。 家元制度時代の大橋家、伊藤家の話は断片的に聞いたことがあるが、これほど時代系列でまとめられたものは初めて読んだ。限られた資料をまとめ上げた著者の筆力に感動を覚える。(ごちゃごちゃしてハッキリと理解はできないが)実力制になってからの歴史は写真が残っているんでそれぞれの名人の顔が思い浮かび、頭の中ですっきりと整理できた。予想外の良書。 Tags:将棋400年史 (マイナビ新書)PDFダウンロード将棋400年史 (マイナビ新書)PDF将棋400年史 (マイナビ新書)のePub将棋400年史 (マイナビ新書)ダウンロード将棋400年史 (マイナビ新書)オーディオブック将棋400年史 (マイナビ新書)ダウンロードブック将棋400年史 (マイナビ新書)発売日将棋400年史 (マイナビ新書)試し読み将棋400年史 (マイナビ新書)ネタバレ将棋400年史 (マイナビ新書)amazon将棋400年史 (マイナビ新書)download将棋400年史 (マイナビ新書)kindle