ようちえんだより
サイエンス~氷あそび~(1月31日掲載)
寒い日が続いているので、バケツや大きなたらいに水をはって、次の日に氷になるか試してみました。翌朝、保育者が氷になっているか確認すると大成功!登園した子どもたちに知らせると、大喜びでした。
「こんなにおおきなこおり、はじめて!」「おもくてつめたーい!」と大きな氷を持ってみたり、透き通った氷越しに友だちを覗いてみたり、割れた氷が、なんの形に見えるのか友だちと一緒に考えたりと、氷でたくさん遊ぶことができました。
最後には、割れたり、溶けて小さくなった氷をお皿に入れて、日向に置いてみると、あっという間に水に戻ってしまうのを不思議そうに見ていました。
色々な形のカップに水を入れて作りたい、氷の中に花びらや葉っぱを入れたいなど、子どもたちから試してみたいことがたくさん出てきたので、次回の氷作りを一緒に楽しみたいと思います。
年少担任
サイエンス~重さを知ろう~(1月27日配信)
年中組の今年初めてのサイエンスは「重さ比べ」です。
子どもたちが遊んでいる玩具には様々な重さがあります。同じ大きさでも重い物や軽い物、、、今日は、量りと天秤を使い、身近にある物の色々な重さを発見しました。
重さ探しは、量りを使って200グラムや400グラムにピッタリにしてみようと、お題を決めて友だちと一緒に楽しみました。
「どのくらい乗せると針が動くかな?」「ピッタリ200にするためには、これをのせたらいいかも!」乗せる玩具を増やしたり、減らしたり、試行錯誤で楽しみました。
天秤のバランスをとるために軽いものを探したり、スポンジをちぎってみたり、、
子どもたちのひらめきはどんどん広がっていきます。
年中担任
合同相談会(1月23日掲載)
昨日は、本園を会場に私立幼稚園合同相談会が開催されました。今年度はコロナ感染拡大防止対策のため、事前に申し込みをしていただき、保護者の方のみの参加とさせていただきました。
13園の幼稚園が各ブースに分かれ相談を伺い、お遊戯室では、各幼稚園の紹介DVDを見ることや子育て相談コーナーが設けられました。沢山の方にご来場賜りましたこと感謝申し上げます。
≪お知らせ≫
2月23日(木)に行われます「おゆうぎ会」の見学申込受付を1月25日AM10:00から始めます。ご希望の方は幼稚園ホームページのトップページにあります右上のアイコンをご確認ください。
広報担当
避難訓練~地震から火事~(1月20日掲載)
幼稚園では日頃から、身を守るということについて、幼児から意識できるように、災害や防犯について子どもたちと話をしたり、実際に訓練をしたりしています。
今日は、三学期に入って初めての避難訓練をしました。一学期、二学期と、訓練を何度か経験してきたので、サイレンが鳴っても、慌てることなく保育者の話を聞いて、自分の身体を守る行動が見られ、皆で洗足学園中学高等学校のグラウンドまで避難しました。
避難訓練後、「空気が乾燥していると火事になりやすいんだよ」「煙を吸うと苦しくなるね」などニュースで聞いたことを皆に伝える子どもがいました。また、遊んでいるときに地震が来たらどうするか、トイレに入っているときはどうするかなど、実際に災害がおきたことを想定して、子どもたちと一緒に考えて話し合いをしました。
今日は、子どもたちにとって、防災について考えるよい一日となりました。
年少担任
キッズコンサート~打楽器~(1月17日掲載)
今回のキッズコンサートは洗足学園音楽大学の卒業生の方々による打楽器演奏でした。年中組と年長組は大きなマリンバとドラムセットをみて、「かっこいい!!」「やってみたい!!」と演奏前から楽器に興味津々・・。
いざ演奏が始まると一瞬に目線は舞台に集中し、リズムに合わせ身体を動かして手拍子をしながら聞き入っていました。演奏者の方に、「皆さん、♪さんぽのような楽しい音楽のときはリズムに乗って、♪ピノキオのように静かな曲の時にはしーんと聞いていて音楽の聴き方がとても上手です♪」と嬉しいお言葉をいただきました。積み重ねの経験がマナーとして身についているのでしょう。
演奏終了後は楽器を近くで見せていただきました。年中組は楽器の大きさに少し圧倒されている様子も見られました。年長組は音がどこから流れるのかなど、しゃがんでみたり横からのぞき込んだりしながら、「あ、ここに穴が開いてる。」マリンバの下のパイプを見て、「ここは長くてこっちは短い。」等色々な発見をしていました。このような経験や発見から、子どもたちの遊びの世界が広がっていくことを願っております。
広報担当
鏡餅 (1月13日掲載)
12月のお餅つきの時に子どもたちがついたお餅で鏡餅を作りました。
新学期が始まり、お家で飾ってある鏡餅を思い出し、「だいだいがあったよ!!」「上のお餅と下のお餅の間にリボンみたいのがあった!!」と皆で飾りの話をしていました。
図鑑や絵本を見ながら作り始めましたが、レクチャー室に飾られている鏡餅の実物を見たことが刺激となって、海老、昆布、御幣、四方紅など、細かいところまでこだわって飾り作りをしていました。完成した鏡餅を見て、子どもたちはたいへん喜んでいました。
年長担任
3学期が始まりました(1月10日掲載)
新年あけましておめでとうございます。
1月10日、幼稚園の3学期がスタートしました。毎学期の始業式・終業式で、園児・保護者の方にはお話をしています。今回、園児には十二支の話、そして卯年にちなみ、人に対して穏やかで優しい気持ちをもってほしいこと、多少の困難があっても、それをとびこえて成長していってほしいというお話をしました。
保護者の方々には世阿弥の「初心忘るべからず」の「初心」についてお話をしました。諸説あるのでしょうが、「初心」とは本来、一般的に使われる「物事を始めた時の新鮮な気持ち」という意味ではなく、「未熟な状態」のことを言っているようです。
「未熟」という言葉はマイナスの印象を受けますが、考えてみれば、「まだまだ変わることができる」「成長できる」ということですので、それは「可能性」というプラスの言葉で言いかえが可能だと思います。
子どもは期待の中で育ちます。言葉が変われは行動が変わり、行動が変われば人生も変わります。
子どもの成長にもどかしさを感じたとき、また、保護者の方が子育て中に自分の未熟さを痛感したとき、それを否定的にとらえるのではなく、「まだまだ可能性がある」、「成長のチャンス」と肯定的にとらえてほしいという願いをこめて、今日はお話をしました。
子どもたちにとっても、そのご家族に皆様にとっても、このコラムをご覧になっている方々にとっても、2023年がよい1年になることを願っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
園長 田中友樹