公益財団法人 日本パラスポーツ協会

パラスポーツ指導員資格

 パラスポーツの振興と競技力向上にあたる指導者の資質と指導力向上をはかり、指導活動の促進と指導体制を確立するための資格で、資格認定は(公財)日本パラスポーツ協会が行います。

障がいのある人のスポーツ参加を支援する中で、パラスポーツ指導者に求められる役割は年々大きくなっています。

初級パラスポーツ指導員資格は下表に定められた科目を履修し単位を修得することで取得できます。

中級パラスポーツ指導員は初級パラスポーツ指導員の科目と中級パラスポーツ指導員の科目の両方の科目を履修し単位を修得し、活動実績証明書を提出することで資格を取得できます。

なお、資格取得後も毎年協会への更新登録(有料)が必要となります。

※資格申請についてのガイダンスは4年次に行います。



(1)初級パラスポーツ指導員

主に初めてスポーツに参加する障がい者に対し、スポーツの喜びや楽しさを重視したスポーツ参加のきっかけ作りを支援します。

指導員は、障がいの基本内容を理解し、スポーツの導入に必要な基本的知識・技術を身につけ、実践にあたっては、健康や安全また、スポーツの喜びや楽しさを伝えることを重視した指導を行います。

(2)中級パラスポーツ指導員

 地域におけるパラスポーツのリーダーとしての役割を持ち、指導現場では充分な知識、技術に基づいた指導がで

き、指導員の模範となる者です。

 指導員は、地域のスポーツ大会や行事の企画・運営に参加するとともに、全国障害者スポーツ大会に参加する選手団のコーチとして、選手選考やその強化・育成の役割を担います。

 さらに指導員の組織化や運営にも関わり、地域のパラスポーツ振興を進めます。

 なお、中級パラスポーツ指導員資格には、各科目の履修と活動実績が必要となります。