障がい者週間

障がい者週間って?

 毎年12月3日から12月9日までの一週間は、障がい者週間です。

 この期間を中心に、国、地方公共団体、関係団体等においては、様々な意識啓発に係る取り組みを展開しています。

 「障がい者週間」は、平成16年6月の障がい者基本法の改正により、国民の間に広く障がい者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めることを目的としています。

障がい者週間の主な取り組み

〜国が主催する主な取り組み〜

・障がい者週間のポスター募集

・心の輪を広げる体験作文募集

・障がいの理解を深めるシンポジウム(公開討論会)、セミナー

〜地方自治体が主催する主な取り組み例〜

・フェスタ

・芸術・文化祭

・研修会

・コンサート

・展示会

・交流会・大会   等

人権擁護に関する世論調査

 平成29年に内閣府が、「現在、障がい者に対してどのような人権問題が起きていると思いますか?」という調査を行い、その結果は下のようになっています。

・就職・職場で不利な扱いを受けること(49.9%)

・差別的な言動をされること(48.7%)

・じろじろ見られたり、避けられたりすること(47.6%)

職場・学校等で嫌がらせやいじめを受けること(45.6%)

・結婚問題で周囲の反対を受けること(26.7%)

・アパート等への入居を拒否されること(20.5%)

・スポーツ・文化活動。地域活動に気軽に参加できないこと(15.7%)

・悪徳商法の被害が多いこと(14.7%)

まとめ

 少し壮大な話になりますが、残念ながらこの世の中には差別があり、傷ついている人がいます。その中でも、障がい者差別は身近に感じるのではないでしょうか?障がいのある方を支えているはずが、「してあげてる」と思うことによる差別、嫌がらせや暴言を受けることもあります。

 しかし、私たちは絶対にそれをなくさなければいけません。人は違っていいはずなのに、その人は悪くないのにどうして差別を受けるのでしょうか?

 平等なはずなのに、どうして差別をする人、差別をされる人が生まれるのでしょうか。ぜひ一度みなさんも考えていただけたらと思います。