世界人権デー、世界人権週間
世界人権デーという日が12月10日にあります。
1948年12月10日に第三回国際連合総会で「世界人権宣言」が採択されたことからその日までの一週間を人権習慣、当日を世界人権デーと定めて、国連加盟国では行事をするようにしようとなっています。日本では人権週間に法務省が人権啓発動画をyoutubeに上げるというのが恒例となっています。(自治体によってはイベントを開催するところもある)
そもそも世界人権宣言とは
全30条からなる条文で「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」(前文より引用)として公布された宣言です。
“共通の基準”というのは幅広く設定されており、「人種、宗教、政治などで差別を受けない」や、「創作した科学的、文学的美術作品の精神的、物質的利益を保護する」、「労働時間の合理的な制限、及び有給休暇を含む休息及び余暇をもつ」など、”人権”を保障するために様々な方面から基準を作っています。
人権問題について
「日本における人権問題」といえば、何。
と言われてもピンとこない人の方が多いと思います。
今回は法務省のホームページから引用をしますが、日本における人権問題はいじめ、児童虐待、セクハラ、DV、部落差別などがあります。
当然しないというのが前提条件ですが、人権週間に少しでもこれらの問題について調べてみるのも良いかもしれません。
日本における人権問題(部落差別)
今回は歴史の授業でも触れたことがあるであろう部落差別について少しだけ深掘りしようと思います。
そもそも部落差別とは
わかっていないことも多いのであくまでも一つの説ですが、第二次世界大戦以前に、封建社会が確立されていく中、幕藩体制の強化・維持のために当時の社会の偏見を利用して政治的・人為的に作られた身分制において、最も下に置かれていた同和の方々を今でも差別する傾向にあると言うのが説としてあります
かくいう編集者の私もそもそも同和地区がどこにあったのか、なぜ差別されているかを全く知りませんでした
実際、
もちろん知った上で差別しようなどとは全く思いませんが、日本の歴史として知っておく、調べる分には良いと思います
総務省のホームページに動画もあるので一見の価値ありです
参考文献
https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00233.html
https://www.unic.or.jp/activities/humanrights/document/bill_of_rights/universal_declaration/