パープルリボン運動について

パープルリボン運動って?

 皆さんは、「パープルリボン運動」を知っていますか?「パープルリボン運動」は、世界を子どもや女性の暴力被害者にとってより安全なものとすることを目的として行われている活動で、1994年にアメリカ・ニューハンプシャー州の町で始まったと言われています。

 また、毎年11月12日〜25日は、「女性に対する暴力をなくす運動」期間であり、2022年度は「性暴力をなくそう」をテーマに掲げています。

パープルリボン運動の活動内容

 内閣府では、「女性に対する暴力をなくす運動」期間の初日の11月12日に女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンにちなんで、東京スカイツリー等を紫色にライトアップする、パープル・ライトアップを実施しています。パープル・ライトアップには、女性に対する暴力の根絶を広く呼びかけるとともに、被害者に対して、「ひとりで悩まず、まずは相談をしてください。」というメッセージが込められています。

 その他には、啓発グッズの販売や、啓発カードシールの配布も行われています。

主なアウェアネス・リボン運動一覧

 アウェアネス・リボンとは、輪状に折った短い一片のリボン、もしくはそれを描いた絵などで、世界各地で、使用者が社会運動に対してさりげない支援や賛同の声明を出す方法として使用されています。

ピンクリボン・・・乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さ

レッドリボン・・・エイズ患者を差別せず、共に生き、応援するという意志

オレンジリボン・・・虐待防止を広くアピールし、子どもが虐待されることのない社会を目指す意志

グリーンリボン・・・臓器移植への正しい理解とドナーとドナーの家族への敬意

ブルーリボン・・・大腸がんの啓発、北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意志

ホワイトリボン・・・開発途上国における妊産婦の命と健康を守る、男性の非暴力を呼びかける、平和を呼びかける

イエローリボン・・・障がいを持つ人たちの自立と社会参加を目指す、戦争捕虜、自殺防止、膀胱がん、脊髄の水腫、子宮内膜症と    

               いった病への理解と啓発


 ここでは、紹介していないものもありますが、全てで23色のリボン運動が存在します。