太いグリップは握りやすく、口に入れやすいように柄が曲げられています。
スプーンやフォークは、柄を太くしたり、ホルダーをつけて、持ちやすいように加工します。その際、木や、塩ビ板、アクリル板等を使用しますが、力が弱い人には発泡塩ビ板を使えばかなり軽く仕上げることができます。ほかにも軽量素材として、紙粘土なども樹脂で防水加工して利用することができます。
いわゆる「万能カフ」です。
マジックテープに鞘(袋状の部分)がついていて、スプーンやフォーク、鉛筆などを差し込んで、手のひらに巻き付けて使います。握る力がなくてもいろいろなものが持てます。
万能カフは、鞘(袋状の部分)に適当なものを差し込めば、多様に使えます。
左の写真は鞘に軟質塩ビチューブを使用したものです。歯ブラシの柄がピタリとはまって、しっかりと保持されます。
スプーンの上面にカバーが取り付けられて袋状になっています。スプーンを入れて口の奥まで運びます。
カバーがついているので途中でこぼれません。
握力が弱かったり、指が変形していても使えます。バネの強さがいろいろあるので、試していただいて、握る力にあったものを作ります。
トング式の軽量なお箸です。発泡塩ビ板でトングを作り、先端に竹箸を取り付けました。バネの強さや重さはトング部分の幅で調節できます。