キーボードカバー・いろいろ

指先が震えても、穴に沿ってキーを押せば、押し間違いはありません

ご要望の機種に合わせて製作します。個別に採寸して製作するので、ご使用中のキーボードを送っていただきます。

また、最近ではUSB接続式や無線式の、安価な、汎用のキーボードが市販されています。市販の汎用キーボードを指定していただけば、こちらでその商品を購入して、適合するカバーを製作します。その場合は、ご使用中のキーボードを送っていただく必要はありません。

このページでは、「無線式」、「シフトロック機構」、「ノート型」、「デスクトップ型」、「テンキーボード追加型」、「スティック」、「電卓・リモコンへの応用」をご紹介しています。

無線式

赤外線方式でパソコン本体とつなぐので、接続ケーブルがありません。

製品によってはずいぶん小型のものがありますが、キーのピッチが19mmより小さいと、指が通る大きさの穴をあけることができません。

シフトロック機構

シフトキーを押しながら別のキーを押すときに便利です。

シフトキー用と、コントロールキー用に、ロック機構を2個、並べてつけることも可能です。

ノート型

キーボードの上にカバーを乗せるので、カバーを取り付けた状態ではディスプレーを折りたたむことができません。ディスプレーを折りたたんで持ち運びするときはカバーを取り外さなければなりません。

デスクトップ型

どれもよく似たキー配置ですが、メーカーや型式ごとに寸法が異なります。キーのピッチが19㎜のUSB接続式の市販品がおすすめです。

テンキーボード追加型

2種類のキーボードを並べて台座に固定しました。ご要望に応じて、いろいろなものを配置することができます。

スティック

指先でキーを押すことが困難な場合はスティックを使用します。握りの部分は、持ちやすいように、いろいろな形に作ることができます。


画像をクリックすればサブページで持ちやすい工夫の作例をご紹介します。

電卓・リモコンへの応用

小型の電卓でも、キーのピッチが充分であれば指穴をあけたカバーを取り付けることができます。

また、エアコンのリモコンなどは、指穴の大きさを変えれば暗がりの中でも誤操作を防ぐことができます。

電卓

あまり小型のものは指穴をあけるスペースがないので、不向きですが、キーのピッチが充分あれば、指穴をあけたカバーを取り付けることができます。

写真の例では左右のピッチは充分ですが、上下のピッチは15㎜しかなく、指穴の直径は13.5㎜にしました。成人男性でも小指で操作することができます。厚さ2㎜のアクリル板の両側面を折り曲げて、厚さ5㎜のゴムクッションをスペーサーとして裏面に張り付け、電卓に直接アルミ粘着テープで張り付けました。


エアコンのリモコン

エアコンのリモコンには運転/停止や、運転モードの切り替え、温度調節など、たくさんのボタンがありますが、季節の変わり目以外では、日常的に「運転」と「停止」のボタンしか使いません。よく使うボタンの上に大きな指穴(Φ13.5)をあけ、それ以外のボタンにはペン先で操作できる程度の小さな穴(Φ4)をあけたカバーをつければ、夜間でも間違えないで操作することができます。

写真の左側のリモコンは「運転/停止」のボタンが一つだけのもの、左側は、冷房・暖房・除湿の3種類のいずれかのボタンで運転させ、止めるときは「停止」ボタンを押します。そのため、「冷房」と「暖房」「停止」の3か所に大きな指穴をあけ、他は小さな穴にして、夏と冬で、「冷房」「暖房」いずれかの穴をプラスチックの小片でふさいで使います。


キーボードカバーの作り方解説冊子(PDFファイル)

キーボードカバーの作り方を12ページのPDFファイルで解説します。


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