第47回学校読書ボランティアの会 8月例会報告

8月例会は福知山市立図書館主催の「夏の読書の本選び~あの本この本、あなたのお気に入りはどぉれ!? ブックトーク&ビブリオバトル」に参加する形をとりました。

日 時 平成27年8月1日(土)13時30分~15時30分

場 所 福知山市立図書館中央館 2階 研修室

出席者 58名 (大人27名 子ども19名 図書館職員2名 学ボラスタッフ10名)

司 会 中尾さん(図書館職員)

内 容 福知山市立図書館主催

「夏の読書の本選び~あなたのお気に入りはどぉれ!? ブックトーク&ビブリオバトル」

ブックトークの部

水谷さん(細見小学校読みきかせボランティア)

テーマ 「ほかとはちがった不思議な場所」

①としょかんらいおん ミシェル・ヌードセン作 岩崎書店

②ぼくの図書館カード ウイリアム・ミラー文 新日本出版社

③大草原のとしょかんバス 岸田純一作 岩崎書店

④ 図書館ラクダがやってくる マーグリート・ルアーズ著 さえら書房

⑤こないかな、ロバの図書館 モニカ・ブラウン文 新日本出版社

⑥ 本のれきし5000年 辻村益朗作 福音館書店

⑦本はこうしてつくられる アリキ作絵 日本エディタースクール出版部

⑧バスラの図書館員 ジャネット・ウインター文絵 晶文社

⑨ そらいろ男爵 ジル・ボム文 主婦の友社

歌遊びから始まり、まずはみんなリラックス。そしてほかとはちがったばしょ=図書館について書かれた本を次々に紹介されていく中で、改めて、図書館ていいね。素晴らしい場所なんだね。と気づかされていきます。、『本のれきし5000年』の紹介では、古代エジプトで使われていたという『パピルス紙』の実物を見せてもらったり、子どもたちも夢中になって見ていました。

ほっこりタイム

読み聞かせ 西山さん(遷喬小学校読みきかせボランティア)

「しあわせならてをたたこう」 デビッドA.カーター 作・絵 大日本絵画

絵本から飛び出す動物たちと一緒になって、会場みんなで歌いながら手をたたきましたよ。楽しくて笑い声も聞かれます。。

ビブリオバトルの部

はじめに6名の発表者が読んで面白いと思った本をもって集まり、順番をじゃんけんで決めました。

そして一人5分間で本の紹介。それぞれの発表の後にその発表に関するディスカッションを2~3分行いました。

最後に参加者全員で投票をして最多票を集めた本を「チャンプ本」としました。

第2部:ビブリオバトル

①『二日月』(山段さん 庵我小学校読みきかせボランティア)

②『ぼくは名探偵 きえた犬のえ』(中井さん 修斉小学校読みきかせボランティア)

③『ルドルフとイッパイアッテナ』(大志万さん 佐賀小学校読みきかせボランティア)

④『復習に役立つノート術』(岩木さん 佐賀小学校読みきかせボランティア)

⑤『おばけのなつまつり』(高橋さん 遷喬小学校図書担当)

⑥『ゆうれいレンタル株式会社』(中尾さん 成仁小学校読みきかせボランティア)

本日のチャンプ本『ゆうれいレンタル株式会社』

ビブリオバトルでは小道具は使用せずトークだけ行うことになっていますが、この会では時に幼い子どもの参加もあるので、小道具を使用しても良いことにしています。色の実験や登場人物の図式カードなど、工夫凝らした楽しいトークや、しっかり中身を伝えていくトーク、さまざまながらどの本も読みたいという気持ちにさせられましたよ。

2分間の質疑応答タイムでも子どもたちから積極に質問が繰り出され、バトラーさんたちも、さぞ手応えありそう。みんなで投票し、チャンプ本が発表された時には会場全体から拍手が上がりました。

会を通して、発表者、参加者ともに会場が一体となり、楽しくみんなでつくれた会でした。

「楽しかった」「また参加したい」との声もあちこちから聞こえ、充実した時間であったことを実感しました。

記録 仲野