2010年中丹地区PTA指導者研修会

コラボ in 中丹 はぐくみ教室(分科会)①「本でつなぐ家庭と学校」

中丹地区PTA指導者研修会「みんなどコラボin中丹」分科会に参画して

この研修会は6つの分科会と全体講演の内容があり、

分科会の一つを担当するよう中丹教育局から依頼を受けました。

「福知山市学校読書ボランティアの会」(略称・学ボラの会)からは安川、中西、西山、上垣の4名が、

相談から練習、当日の教室を受け持ちました。その内容をご紹介します。

1 活動の実例紹介(楽しい出し物「ぶんぶんぶるるん」、ブックトーク、読み聞かせ)

2 会の設立の経緯と読書ボランティアの現状のお話

当日の参加者は事前にどの分科会に出席するか希望を聞いて調整されます。

私たちの分科会には定員を超えて54名の出席を頂きました。

綾部高校東分校の教室は、机を取り払ってイスだけ並べてもギュウギュウ詰め。

ありがたいことでした。読書ボランティアに対する皆さんの興味関心が高いことがわかります。

まず、4人で、絵本「ぶんぶんぶるるん」を基にしたパフォーマンスで始め、次に、中西さんのブックトーク「ライオンのきもち」へと

つなぎました。今問題になっている「口蹄疫」もトークに取り入れた、ブックトークならではの構成でした。

安川さんによる読み聞かせの実例紹介は、読み聞かせにひと工夫加えた、楽しいものでした。

「ぼく、だんごむし」の絵本を紹介した後、ガラスビンに集めたダンゴムシを目の前で振ってコロコロさせてみたり、オオカミがブタの種を埋めたら木にブタがたくさん実る絵本「ぶたのたね」の紹介では、折り紙のブタを使ったちょっとした寸劇をしたりなど、大きな大人ばかりの出席者の皆さんも、当日は小学生になった気持ちで聞いて頂きました。

西山さんによる読み聞かせ、「たまごにいちゃん」、「からすのたまごにいちゃん」では、2冊の絵本の関連を紹介しました。

最後に、例会の様子や、アンケートにあったボランティアの皆さんの思いを紹介しました。他市のボランティアさんが、大きくうなずきながら聞いて下さっていて、元気付けられました。

市内すべての小学校の読書ボランティアが集って勉強できる「学ボラの会」は近隣の他市に例がなく、

終了後に綾部市や舞鶴市の方から個別に質問を受けました。

今日の分科会が、他の市でも私たちのようなネットワークつくりを検討されるきっかけになれば幸いです。

(報告者:安川、上垣)

当日使用した本の詳細は下の添付ファイルを参照してください。

添付ファイル

1. 京都新聞掲載記事

2. あやべ市民新聞掲載記事

3. コラボin中丹実施要項

4. 当日配布したブックリスト