2025年4月28日(月) 9時55分 役場 3階第1委員会室で全員協議会が開催されました。鈴木町長にも参加していただきました。
その場で「江南丹羽環境管理組合環境美化センターの火災について」という議案が上程されました。
内容は、以下になります。
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①火災発生日時 令和7年4月14日(月)午後2時30分頃
➁経過
午後2時30分頃江南丹羽環境管理組合工場棟の粗大ごみ処理担当職員(主任) が、粗大ごみ処理施設の内部監視カメラで煙を確認したため、粗大ごみ処理担当職員に対し、点検をするよう指示。点検の結果、粗大ごみ処理担当職員が施設内で煙を確認したため、初期消火活動(消火器、消火栓を使用)を試みるが、炎が上がるのを確認したため、事務所職員に消防車出動要請をする。
午後2時38分 事務所職員が消防署に119番に通報する。
午後2時45分 消防隊が到着し、消火活動開始。
午後5時24分 鎮圧
午後6時10分 鎮火
午後7時30分 消防職員及び事務所職員が残火確認。
※ごみ焼却施設は直接、り災していないが、煙、消火放水の影響を受けたため正常に稼働できるか試運転を実施。正常に運転できることを確認し停止。
※再度発火しないか確認する目的から夜勤者により30 分毎の粗大ごみ処理施設の巡回点検を実施。
4月15日(火) 午前8時30分 可燃ごみの受け入れ及び焼却を再開。 午前9時00分 丹羽消防署、江南警察署と現場検証。
③火災の原因 特定できておりません。 廃プラスチックの破砕中に出火したことから、小型家電等に含まれるリチウムイオン電池が原因ではないかと考えられます。
④火災にて損傷した設備の復旧修繕 4月17日(木)までに設備業者との現場状況確認を終了。
⑤火災防止対策修繕 今後、対応策を検討する。
⑥施設の復旧時期 施設の復旧時期については、大型連休前後に業者から報告があるとのこと。
⑦火災後のごみ処理 当面の間、粗大ごみ及び廃プラスチックは組合敷地内の空きスペースにて仮置き。仮置き後の処分については、委託や近隣施設への依頼を検討中。
⑧今回の火災を受け、町が行っていく対策 ・広報おおぐち、町ホームページや広報無線などを活用したさらなる周知・啓発。(リチウムイオン電池等の危険性及び分別の徹底) ・分別収集後のチェック体制の徹底。
この件で、鈴木町長からこんなお話しがありました。
「今回の火災で、それを修繕する為には約5,000万円ほどかかります。皆さんもご承知の通りあと3、4年もすれば新しいゴミ処理場が完成し、そちらにゴミの搬入は変わります。修繕しても新しいゴミ処理場ができたら、このゴミ処理場は解体されるので、5,000万円もかけて修繕すべきかを考えるところです。
そこで、他市町のゴミ処理場に委託するという事も考えましたが、1年で約1億円の委託料がかかるという試算が出ました。
新しいゴミ処理場ができるまで委託すると4億から5億円のお金がかかります。
そういう事を考えると『修繕』という事になるかな、というのが現状の考えです。」
・・・もどかしく悩ましい案件で町長も厳しい判断を求められているところです。😣