2025年6月
6月定例会において同僚議員が「南児童クラブ棟」と「西児童クラブ棟」の建設費を比較したい、というご意見をされました。
その事で執行部が「南児童クラブ棟」と「西児童クラブ棟」の建設費予算比較表を作成され、議員全員に配布していただきました。
その比較表を掲載させていただきます。
比較表を見ると、建物の面積は「西児童クラブ棟」の方が「南児童クラブ棟」より広いのですが、建築にかかわる予算は「南児童クラブ棟」の方が多いです。
これは、近年の物価高騰が原因となっています。
工事、建設に際し、国、県からは同等の補助率で交付金をいただいています。
具体的には、国の交付金が基準額の5/6、県の交付金が基準額の1/12となります。
国の交付金の名目が「子ども・子育て支援施設整備交付金」で177,114,000円、県の交付金(補助金)の名目が「愛知県子ども・子育て支援整備補助金」で17,709,000円、合計194,823,000円です。
これらの数字を見ると、国が子ども関係に多額の予算を付けている事がわかります。
それでは「この子育て支援の財源は?」と気になりませんか。🤔
実はこの財源は、皆さんの健康保険料から徴収されているのです。
「えー」と思われた方もいらっしゃると思いますが…。
前の岸田内閣で、全世帯で子ども・子育て支援をするという制度ができました。「こども家庭庁」が象徴的な事例ですね。
この事は、国会で審議が尽くされたイメージはあまりありませんでした。スルリと法案が通った感じでした。
それでも法案が通り、制度が稼働し始めると、このように進んでいきます。
私たちは、政府がやろうとしている事をいちいちチェックする事はできません。チェックが出来ても、その事の質問や方向性の妥当性を問う事はできません。
それをやるのは、選挙で選ばれた国会議員の仕事です。
来月7月は、参議院議員選挙があります。
皆さん、選挙に行きましょう。👍