BOOK’S-tonbori堂

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ここではtonbori堂の本棚から一掴みというコンセプトでお送りします

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「ヴァーンスの死闘」

扶桑社ミステリー

クレイ・ハーヴェイ

 スティーヴン・ハンター「極大射程」とどっちを買うか迷った末に買わなかった本でその後暫く忘れてい た。たまたま本屋へ行ったときにこれの続編「黒の襲撃者」を手に取り帯を読んで前編のこの本を思い出した。でそのまま本屋さんで購入し読んだ。

話としてはありがちなネタ。軍での不正規活動を行い軍を辞した主人公。今はアウトドアと銃のライターをしながら亡き妻との間にもうけた一人息 子と暮らしている。そんな主人公が銀行強盗に巻き込まれたことからボスニア人の死の商人グループとの死闘に発展する。と筋を書いても別に差し 支えはない。この物語は主人公のタイラー・ヴァーンスの活躍と彼の仲間(父と妻の母、友人のデイヴ、元上司のマッケルロイ、恋人のヘザーとそ の息子、警察のファナー警部補)と困難に立ち向かう様が活き活きと活写されている。そして息子のカリンとの親子の物語。この作品ではまだまだ 荒削りだが第1作にその作者の全てが出るとは去年S・ハンターの「魔弾」でも書いたがまさにその通りで続編「黒の襲撃者」の方が良くできてい るのにも関わらずまずコレを読まないと次作か芯から楽しめないと思う。

もっとも訳者や雑誌の書評では続編単独でも楽しめると書いているだろうがあえてこの第1作のこれから読んで欲しいと思う。ちなみにコレが刊行 されたとき、(今もそうだが)ガンコントロールが叫ばれていた。そんな状況で銃で全てを解決するようなこの本は両極端な反応をされたという。 だがアメリカ人は自分の事は自分でけりをつける。そして仲間と肉親との強い結びつきが根底にあってそれが色濃く出ている。つまり自分たちの姿 を見せられていると思ったのではないのだろうか?とにもかくにもアクションの描写はハンターにも勝るとも劣らない出来である。

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ヴァーンスの死闘 (扶桑社ミステリー ハ 20-1) | クレイ ハーヴェイ, Harvey,Clay, 三蔵, 島田 |本 | 通販 | Amazon

(古本です)

「雪の狼」(上・下)

二見文庫

グレン・ミード

 この作者の新作が本屋さんへの買出しに目がついて購入しようとしたのだがその同じ作者のこの作品、日本に紹 介された初めての作品にもにもかかわらず我が心の師内藤陳氏の主催する日本冒険小説協会の大賞を受賞したと帯に書いてあった。確かに数年前に 聞いたことがあったがその時は別の作品を購入して買わなかったのだ。で数年後に読むことになったのだがコレは凄い作品だった。

皆さんはスターリンについてどれぐらいご存じだろうか?私の認識では喰えない古狸でレーニンの後を継ぎソヴィエト連邦を強大な国に作り上げた 人物でKGBという秘密警察を従えて人々を支配したとしか知らなかった。が、後の研究家によるとある意味ヒトラーと同じいやそれ以上に恐ろし い独裁者だったとも言う。社会主義の英雄とも言われた時も在ったが非常に恐れられた人物であったことは間違いないだろう。そして彼の死にまつ わるミステリー。彼は1953年3月1日から2日かけて危篤状態に陥りその4日後死亡した。そしてその死因については未だ正確なところは謎に 包まれている。一般にはかれは脳出血によって死亡したとのことだがそれについても彼の肉親達は異を唱えている。そして興味深い事実がある。彼 の危篤が伝えられたあと彼が滞在していたクンツェヴォの別荘から運び出された2つの死体。この作品はそこから着想を得て書き上げられた作品で ある。

主人公アレックス・スランスキーの寒々としたその心とどこか死を待ち望むその行動。

自由を求めてソ連から亡命してきたアンナ。しかし残してきた娘のため危険な作戦に望む。CIAのジェイクは殺された友人のためこの作戦に全て を賭けた。しかし作戦の危機に彼のとった行動とは・・そしてジェイクとアンナとのほのかな気持ちの触れ合い、アレックスとアンナの危機的な状 況と似たもの同士が持つ気持ちからの愛情が燃え上がる時。そして追うKGBユーリイ・ルーキンとのアレックスとの対決とその裏に潜む陰謀。も う書けないこれ以上は読んで欲しい。とにかくこれほどの興奮で読み終えたことは「極大射程」以来だった。歴史の中のイフに題材を求めた作品は 数あれどこれが大賞を受けたのもうなずける。グレン・ミード覚えて置いて損はない。

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雪の狼 上 (二見文庫 ミ 3-1 ザ・ミステリ・コレクション) | グレン ミード, Meade,Glenn, 裕之, 戸田 |本 | 通販 | Amazon 

雪の狼 下 (二見文庫 ミ 3-2 ザ・ミステリ・コレクション) | グレン ミード, Meade,Glenn, 裕之, 戸田 |本 | 通販 | Amazon 

どちらもまだ新本で購入出来るようです。

「一発で倒せ!」

新潮文庫 

ジェラルド・シーモア

映画「スターリングラード」を観ようと思ったら上映が終わってしまった。で、しょうがないので原作の本を探した ら下手なノヴェライズしか出ていない。と新潮文庫から「鼠達の戦争」と言う本が同じ話を書いているそうなので買って読むことに。とそこで思い 出したのがこの1作。私が最初に買った狙撃ネタの小説で、この本イギリスの作家で暗殺者のゲームとかハインドを撃ての名作を世に送り出してい るシーモアの手によるもの。訳者の後書きにはトム・クルーズで映画化とか書いてあったけど結局流れたんだろうなぁ。なんせ話がデリケートすぎ る。物語は外交官の青年ホルトが大使と恋人が暗殺される衝撃のシーンから始まる。大使はシリアの外交官を公の場でこき下ろしそれで恨みを買っ ていた。シリアは自国にキャンプを張るパレスチナのテロリストを使い大使を暗殺させたのだ。これに対しイギリスは報復措置として暗殺者を秘密 裏に処分し目には目を、裏側から彼らに思い知らせようとする。暗殺者の顔を見たのは青年ホルト唯一人そして彼は復讐のためイギリスの報復工作 に加わりイスラエル軍の腕利きスナイパーと共にテロリストの巣窟ベカー渓谷に潜入した。これは青年ホルトの成長の物語とも言えるが実はテロリ ストのハーミッドの物語とも言える。彼はこれまで苦渋に満ちた環境の中で生きてきた。そんな彼の残された道は戦って勝ち取ることそして持って いる者から奪い取ることだけだった。そんな彼と裕福に育ち人を疑うことを知らなかった青年ホルトの対比が際だっている。それが故にこの物語は 喪失感が常に漂っている。それはスナイパーノア・クレインにも言えることで彼は何もない。唯黙々と仕事をこなす。最後に残されたユダヤ人とし ての誇りのためだけに。

読後に喪失感を残すが深い余韻を与えてくれるオススメの1冊。 

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一弾で倒せ (新潮文庫 シ 18-1) | ジェラルド シーモア, 一紀, 東江 |本 | 通販 | Amazon 

(古本です)

「悪徳の都」

扶桑社ミステリー

スティーヴン・ハンター

あの「極大射程」「狩りの時」のボブ・ザ・ネイラーの父アール・スワガーの物語である。硫黄島の激戦を生き延び たアールはその戦功により名誉勲章を授与されることになったが彼は戦場での過酷さを自分だけ生き延びたことによりストレスを抱え酒浸りになっていた。そこにギャングが支配する街ホットスプリングスから2人の男が彼に街の浄化のための摘発部隊の教官としてリクルートにやってくる。一人は野心に燃えた検事ベッカー。今一人はギャング達との闘争で名を馳せた元FBIのGメン、パーカー。彼らに請われホットスプリングスを支配 するイギリス人ギャング、オウニー・マドックスと対決する摘発部隊を訓練することになる。そして彼らと共に摘発に乗り出すが・・・・この物語 はアールの父つまりボブの祖父にあたるチャールズとアールとの葛藤と対決、そしてパーカーというもう一人の父との物語とも言える。そして最後 にボブの誕生で締めくくられるのだがそこまでのストーリーがギャング達との死闘と相まっているところがハンター節といったところか。銃につい ても相変わらずの博識振りで久々にコックトアンドロックト(オートマチック拳銃の撃鉄を上げてセフティをかける事)という専門単語を聞いた (笑)。そしてトンプソン(トミーガン)やBAR(分隊支援火器のご先祖)などガンマニアならその使い方も含めにやりとさせられる。また後半に出てくる赤外線スコープ付きM2カービンもその登場人物の一人フレンチー・ショートと「ブラック・ライト」の繋がりを知っているとますますにやりとさせられる。それにダーティホワイトボーイズの登場人物C・D・ヘンダスンの若かりし時の姿も出てくる。そしてボブ・リー、アールを つなぐあの人物サム・ヴィンセントや最後にジミー・パイこれはまさにスワガーサーガのオールスターキャストととでも言うべきモノだと思う。 「極大射程」からボブの活躍を読んでいる人ならこれは是非読んで欲しい。

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悪徳の都(上) (扶桑社BOOKSミステリー) | スティーヴン・ハンター, 公手 成幸 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon 

(電書、kindle版です/文庫は一時的に品切れ状態です。)

悪徳の都(下) (扶桑社BOOKSミステリー) | スティーヴン・ハンター, 公手 成幸 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon 

(電書、kindle版です/文庫版残り1冊がマケプレ品ででているようです。)

「クライシス・フォア」

角川文庫

アンディ・マクナブ

9.11アメリカ中枢同時多発テロ攻撃に直後に刊行された小説でリモートコントロールのアンディ・マクナブの作 品である。彼の経歴はその著書の一つブラヴォーツー・ゼロに詳しいが湾岸戦争にも参加したイギリス軍最強の特殊部隊「SAA」の一員だった。 その時経験を活かして書かれた作品が「リモートコントロール」でありこの作品である。話は前作の主人公ストーンがビンラーディン(!)の右腕 と目される人物の拉致作戦にシリアに進入するところから話が始まる。作戦実行中にストーンの元恋人で作戦の現場指揮官セアラ・グリーンウッド が急に作戦変更を告げその右腕を射殺してしまう。そして現在。ストーンはある作戦を命令される。CIAに出向したセアラ(サラ)が行方不明に なったのだ。彼女の捜索を開始したストーン。そして中東の男達といる彼女を発見したが指令が抹殺指令へと変更になる。そして・・・・・といっ たストーリーなのだが一体誰が味方で敵なのか解らない状況で事態が展開していくと言う点では前作と同じ違うのは前回よりも話がより読みやすく なった。作家として進歩の後が伺える(笑)。

しかし前作のイギリス人らしさ(ジョンブル)てきな感覚がすこし薄まりアメリカ人的おおざっぱさがあるのは残念もっとも最後まで読ませてくれ るので9.11のテロがらみで読んでみるというのもありかもしれない。 

(外部リンク)

クライシス・フォア (角川文庫 マ 10-2) | アンディ マクナブ, McNab,Andy, 威蕃, 伏見 |本 | 通販 | Amazon 

(古本です)

ロセンデール家の嵐

ハヤカワ文庫

バーナード・コーンウェル

伯爵ジョン・ロセンデールは母の危篤に際して気ままな(世捨て人)ヨット旅から故郷に戻った。

それには訳があるのだが。そして今際の際に母が発した言葉は「この、ろくでなし。」

しかしジョニー(彼の愛称)も一滴の涙も流さないのだから良い勝負か。

そして血を分けた双子の妹も彼を憎んでいる。いや一族全員がそうだ。

それはかつてストウィ(彼はその一族の屋敷にちなんでストウィ伯爵とも呼ばれる。)にあったロセンデール家の財産ゴッホの「ひまわり」が盗まれその疑いがジョニーにかかったからである。

そして彼は海への逃げ出した。「サンフラワー(ひまわり)」というヨットに乗って。

しかし、障害をもつ下の妹のために彼は絵を捜す決心をした。しかしその途端何者かに命を狙われることに。

というプロローグから始まるこの小説。海とヨットが別の主題とも言える小説で非常に面白い。門外漢の私でもついつい引き込まれて最後まで読み込んだ。血のつながり、友情そして恋。冒険、危機一髪。ありとあらゆる冒険小説のエッセンスが盛り込まれており、女性のひとにもオススメ出来る一冊。

現に前にある女性にオススメしたらめちゃくちゃおもしろかった!!とお褒めの言葉を頂いた。

私声妄語の標語に一文を引用しているぐらい名文句やセリフがいっぱいで実は私声妄語の引用文にはエピローグにつながっておりこれはオープニングからもつながっているという、もう読まなきゃ解らないこの良さは。

かなり前の出版になるが今なお読み次がれる名作。ぜひぜひ。 

(外部リンク)

ロセンデール家の嵐 (ハヤカワ文庫 NV コ 8-2) | バーナード コーンウェル, Cornwell,Bernard, 憲一, 坂本 |本 | 通販 | Amazon 

(古本、マケプレ品ですのでその点を勘案してください)電書出てもいいのになあ。名作なのに。

「クリムゾンリバー」

創元推理文庫

ジャン=クリストフ・グランジェ

実はこの作品は仏映画「クリムゾンリバー」の原作で映画を見終わった後に書店で購入したのだが「羊達の沈黙」は「レッドドラゴン」の流れで映画の前に買って読んで映画も凄かったがこれは逆パターンでありながらどちらも素晴らしかった。往々にしてこのパターンだと本がノヴェライズでつまらないことが多い。

原作の方が細かい描写で映画を行間のあいた絵本のようにしてしまうパターンが多いがこれは違う。同じ事件を同じように観客と読者に提出しているのに映画は人は環境によって左右されそれに縛られると言ったテーマが強くでているのに対してこの小説ではその上に2人の刑事と犯人達とのなんといったらいいのかコレを書くと完全ネタばれになるのであえて書かずに置くが相対する相対化が素晴らしい。

この作品は先の羊達の沈黙とも対比されるが(その猟奇殺人のような手口から)サイコパスの快楽殺人ではなく狂気とも言える意志をもって目的を遂行する人々の話なのだ。レクター博士は自らのトラウマと動機によって殺人を犯すがそれは彼によって空気を吸うがごとく、スカルラッティを聴くがごとくなのだ。

だがこの作品にでてくる登場人物はそうではない。目的のために殺人を犯す人達の話なのだ。私はそこに横溝正史の金田一シリーズとの共通点を見た。あの作品でもおどろおどろしい殺人が行われるがそれには目的と理由があった。つまり殺すために殺すのではなく目的のための殺人と言う点が非常によく似ている。映画も素晴らしいがこの作品もかなり面白い。変則バティ(相棒)ものだが後半ちょっと過ぎでないとふたりは会わないだが会った途端同じ目標だとしるとそれに向かって一目散に駆け出すところは猟犬を思い出す。ニエマンス警視正(主人公の1人)が犬嫌いなのを思うとかなり皮肉に満ちているがそれもフランス流なのかも。

映画と合わせて読むことをオススメする。 

(外部リンク)

Amazon.co.jp: クリムゾン・リバー【新版】 (創元推理文庫) : ジャン=クリストフ・グランジェ, 平岡 敦: 本 

(まだ入手可能です。カバーは新版となり変更になりました。)

「レッド・ドラゴン」

ハヤカワ文庫

トマス・ハリス

最初に言っておくが私がこの小説を読んだのは映画「羊たちの沈黙」の公開よりも前であることを断っておく。

「羊たちの沈黙」から「ハンニバル」のレクター博士が有名になる前からレクター博士登場のこの小説をしっていたのだ。そして実はこの小説もホプキンス”レクター”の前にあの男気映画を世に問い続けるマイケル・マン監督によって映画化されていた。主演はウィリアム・ピーターセンで「LA狼たちの街」というかなり重いクライムアクションに出ていた俳優だった。もっともあまりヒットはしなくて日本ではビデオリリースされたと思う。

話はFBIの捜査官クロフォードがフロリダにいる元部下のウィル・グレアムを訪ねるところから始まる。クロフォードは「羊たちの沈黙」でクラリスの上司だった人物だ。彼は満月の夜に起こった二つの一家惨殺事件の捜査にグレアムに加わって欲しいと要請に来たのだ。グレアムはその特異な能力、犯人の心理を自分に同化することによって犯人の思考を辿り捜査するという特異なやり方で今まで異常者の犯罪に対し目覚ましい成果を上げたしかし彼が引退することになったのもそのせいだった。直接的には彼が捕まえた最後の犯人「カニバル(人食い)レクター」ことハンニバル・レクター博士を逮捕したときに受けた傷が原因だったが。彼は犯行が行われた家にいって犯人像を描こうとした。しかしうまく結べず彼が怪物と呼ぶレクターと面会する。そして彼の収容されている病院から出たところをタブロイド紙に撮られグレアムの存在が犯人に知れてしまった。そして「ピルグリム」とレクターが呼ぶ犯人ダラハイドはグレアムを密かに狙い始めた。

異常心理の殺人者という話は今では特に珍しくもないし当時もけっこうあったように思うがこの話は厳重警備の精神病院に収監されたレクターの存在がこの話を名作としている。が当時はファンの間では取り沙汰されたが世間一般的にはあまり話題とならなかった。が続く「羊たちの沈黙」が映画化されそれがヒットした時から評価がうなぎ昇りちなみに著者のトマス・ハリスは寡作で知られ一本を上げるのに10年スパンは当たり前の人物。この作品も第2作でその前はこれもジョン・フランケンハイマー監督ロバート・ショー主演により映画化された「ブラックサンデー」であるそして犯人ダラハイドも内面描写とともに行動様式に重きを置きかなり不気味さを演出している。映画公開前に新装文庫版になったのは羊達の沈黙と同じだなあと思いつつ、映画を見る前に読んでも良いし観た後で読むのも良いだろう。

(外部リンク)

Amazon.co.jp: レッド・ドラゴン〔新訳版〕 上 (ハヤカワ文庫 NV ハ 11-5) : トマス ハリス, Harris,Thomas, 卓朗, 加賀山: 本 

(こちらは外部マケプレ品になっています)

Amazon.co.jp: レッド・ドラゴン〔新訳版〕 下 (ハヤカワ文庫 NV ハ 11-6) : トマス ハリス, Harris,Thomas, 卓朗, 加賀山: 本 

(Amazonから購入可能です)

※元のサイトでは計9冊を紹介していますが、1冊だけカバーが無くなってしまい、空けています。その他、漫画や画集、タネ本(ネタ元)をご紹介する予定でしたがそれもストップしており、Bloggerで復活予定しております。