水瓶座の福音書
水瓶座の福音書
著者はアメリカ人のレヴィ.ダウリングです。アカシックレコードで書かれており、1908年に出版されました。イエスはその記録不明期間(13~30歳)にインド、ペルシャ、アッシリア、ギリシャそしてエジプトへ旅行したと述べています。
イエスは最初にインドへヒンズー教を学びに行きました。彼はヒンズー教のカースト制度にがまんならず、人々の平等を主張するようにになりました。底辺の人々は彼を支持しましたが、高僧達は彼を暗殺しようと企てました。彼は支持者の助けで、北インドの仏教寺院へ逃れます。彼はそこで数年滞在し仏教を学びました。
その後イエスはペルシャ、アッシリア、ギリシャそしてエジプトへ行き、さまざまな宗教、哲学を学び、それぞれの国で人々と友情を築きました。エジプトで7階級の信徒会テストを受け、ついに最高位のキリストの称号を得ました。
イエスのイスラエルにおける活動は新約聖書と同じですが、彼の妹ミリアムが説教を聴こうと集まっている群衆の前で、勝利の歌を歌うシーンがあります。彼女は愛らしく、かわいいです。
*マグダラのマリヤのエピソード* (104章)
イエスはパリサイ人(びと)のシモンの家へ晩餐会に招かれました。裕福な高級娼婦が彼女の今までの罪を癒されたい、巷で評判の聖職者イエスに会いたいと、無断で入いてきました。彼女は高価な香油が入いてる石膏の箱を持っていました、そして罪から自由になりたいとイエスの前へひざまずきました。涙を流しながらイエスの足に接吻し、彼の足に落ちた涙を彼女の髪で拭き取りました、そして高価な香油を彼の足に注ぎました。
シモンは思いました、彼は大声を出さない、この男は預言者でないか、彼に寄っている女はどういう女か知っているか、早く女を追い出せ。
しかしイエスはシモンの心を知っていました、そして言いました、ご主人よ、私はあなたに言いたいことがある。シモンはどうぞと応えました。
イエスは言いました、罪は罪悪の怪物である、それは小さいかもしれないし、大きいかも知れない、それに対して何かするか、何もしないこともある。よく聞きなさい、一人は罪の生活を送っていたがついに正しい生活を取り戻して許された、もう一人は物事に無頓着で許された。どちらが高い賞賛に値するか? シモンは答えました、誤った生活を克服した方です。あなたは正しいとイエスは言いました。
見なさい、この婦人は私の足を涙で洗い、髪で乾かし、香油で覆ってくれた。何年もの間、彼女は罪の生活を送ってきた、しかし許しを求める生活の世界を聞き、見つけたのです。
しかし私があなたの客として来た時、私の手と足を洗う水桶を用意してくれなかった、誠実なユダヤ人は晩餐の前にしなければならないことです。シモン答えなさい、この婦人とあなた自身とどちらが最も賞賛に値するか?シモンは答えませんでした。イエスは婦人に言いました、あなたの罪はすべて許された、あなたの信仰があなたを救った、安心して行きなさい。
イエスと弟子達はシモンの家の宴会に出席しました。マリヤが高価な香油をイエスに注いだので、ユダや他の弟子達がマリヤを非難しました。(159章)
イエスは言いました、みんな、静かに、そうっとしておきなさい。あなた達は言っていることを分かっていない。貧しい人々はいつもあなた達といます、どのような時でもあなた達は彼らを援助できます。しかし私はあなた達と長く一緒にいられない、しかしマリヤは来る日の悲しいことを知っている、私の埋葬のために、あらかじめ私に香油を注いでいるのです。キリストの福音はあらゆる所で述べ伝えられる、人々が住むどこでも、キリストの話をする人は、この日と、この時にマリヤがしたことを甘い追憶として、語るでしょう。
イエスは完全に物質化してマグダラのマリヤに現れた。(173章)
さて、マリヤは遠く離れていない所に座っていました、イエスは彼女のところに行き、言いました、なぜ死人の中で生きた人を捜すのか?あなたの先生は彼が言ったように天に昇った、マリヤ見なさい、私の顔を、マリヤは死から蘇ったイエスと気付き、喜びにあふれて先生と叫びました。
*新しいワインを古い皮袋へ入れること* (120章)
ある時、人生の勉強のため、夜、イエスのもとに来たことがある、ニコデモは招かれた晩餐会の客の一人でした。前に立って言いました、先生、ユダヤ人の法と行動は一致していません。聖職は改革する必要があります。支配者はもっと慈悲深く親切に、法律家はもっと公正に、普通の人々は重荷に耐えられません。しかし私達はこれらの改革をユダヤ教を破壊することなく成し遂げることができませんか?先生の並外れた仕事をパリサイ人や律法学者に調和させることはできませんか?聖職の改革は先生の神聖の哲学にも利益になるのではないですか?
イエスは言いました、古い皮袋に新しいワインを入れることはできません。それ自体発酵、膨張し、古い皮袋は圧力に耐えられず破裂します、そしてすべてのワインを失います。古いワインは古い皮袋に、新しいワインは新しいボトルを求めます。
私が持ってくる真実の精神はこの世代を新しくします、もしそれをユダヤ人の体制に入れたらすべてを失います。それは膨張し、古い皮袋は対応することができず、すべては破裂するでしょう。見なさいキリストの王国を、それは神自身のように古い、そしてまだ新しい朝の太陽のようです。それだけが神の真実を持っています。
キリスト教の究極のテーマは復活です。この福音書は*イエスの霊的身体の物質化*の節で述べています。
(177章)すぐに漁師は光の放射の形状になりました。聖職者、律法学者そしてパリサイ人は恐れおののき後ずさりしました、彼らはガリラヤからの人を見ました。そしてイエスは驚いている人達を見つめ言いました、これはあなた達が市の門から石を投げつけ、キャルバリーで磔にされた身体です。見なさい私の手、私の足、私の脇腹 そして見なさい兵士が傷つけたものを、もし私が空気で作られた幽霊と思うなら、前へきて私にさわりなさい。幽霊は肉体と骨を持っていません。私は物欲的な人の肉体が聖人の肉体に変容したことを証明するために地上に来ました。イエスは手を上げて言いました、あなた達すべてに平安を、すべての人類に幸運を、そして彼は消えました。
(173章)見知らぬ人が手を上げて言いました、私です。弟子達はそれがイエスであることを知りました、そしてイエスは言いました、見なさい人の肉体は高次元の存在に変えることができます。この高次元の存在では、明らかにされている物事の精通者であり、そして自らの意思でどのような姿もとれます。それ故, 私はあなた達になじみの人の姿で来ます。
学習研究社のムー誌に興味深い記事がありました。イタリア人のコンタクティーがクラリオン星人と20年間コンタクトをとっています。彼が言うには、「その宇宙人は5次元の世界の住人であり、我々3次元の人間には彼らを見ることができない。彼らが地上へ来てコンタクティーとコンタクトする時は、彼ら自身をなじみの人の姿に物質化します。」アカシックレコードによるとイエスは高次元への次元上昇を成し遂げた人になります。
この福音書は信憑性があります。いくらかの証拠もあります。エドガー ケイシーがアカシックレコードでリーディングを行い、イエスのインドにおける生活について似たようなことを言っています。インドの古い寺院にいくつかのイエスの足跡が残っています。
水瓶座の福音書は新約聖書の解釈不明なところを明らかにしてくれます。
アカシックレコード、エドガー ケイシーの語はオカルト的なものを感じさせますが、ロシアの旅行家、ニコラス ノトヴィッチが”イエスの知られざる生涯”を1890年に出版しています。その本がイエスの記録不明期間の典拠と思われます。