エデンの神々
エデンの神々
“エデンの神々”という本が出版されています。インターネットで原本のPDF が見られ、その本についての批評のサイトもあります。
著者はアメリカの弁護士で、人類が戦争を終わらせることがなぜできないかを研究するうちに、ETの人類に対する関与があると、結論に至りました。
戦争、大虐殺、大災害、伝染病、エイズは世界からなくなりません、戦争は人の理性でも防ぐことができません。これらは人類の愚かさ、あるいは神の罰、逆説的に神の慈悲とも言われています。ETは爆発的に増えた人類を支配するために、戦争を起こしたり、伝染病を世界中に蔓延させたりしてきたとも著者は述べています
この本では宗教、旧約聖書、新約聖書、モルモン教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、政治、軍事、経済、ナチスドイツ、ヒトラー、ソ連, スターリン、マルクス、ロスチャイルド、ロックフェラー、ピラミッド、UFO, エイズ、薬害と今日の時代を理解するために知っていなければならないこと、あらゆる分野に言及しています。見識の広さには感心します。
ダーウィンの進化論によると、人類は猿から進化したものとされています。この説はキリスト教保守派、原理主義者を除いて一般に受け入れられていることです。
シュメール文明の古文書によると、太古の時代人類が存在しない時、地球外知的人類形生物、ET が地球に降り立ち、地球の資源を採掘するため動労力を必要としました。そこで彼らは地球上の猿に彼らETの遺伝子を入れて人類を創造しました。
動物学者が言うのに、猿の顎の構造は言語の発声に適していなく、猿が進化しても映画”猿の惑星”のように人の言葉を話さないそうです。
旧約聖書にアダムとイヴの話があります。神は彼らに言いました、園のどの木の実を食べてもよいが中央にある善悪を知る木からは取って食べていけない、それを取って食べると、その日にきっと死ぬであろう。蛇がイヴをそそのかして言いました、神様はうそを言っている、それは毒ではない、おいしく、頭がよくなる。アダムとイヴがりんごを食べたとき彼らは裸であることに気がつき、彼らの体を木の葉で隠しました。神は激怒して彼らをエデンの園から追い出しました。
なぜ善悪を知る知恵の果実を食べることが人にとって罪であるか?神をET(管理者)に置き換えれば、その理由は明らかになります。ET(管理者)は彼らの奴隷として人造人間を創造しました。彼らが必要とするのは、従順な、自ら善悪を判断しない、奴隷(家畜)です。
この教えは新約聖書にも引き継がれています。従順な子羊になりなさい、山羊はいけない。すべては然り、アーメンであるべきと。キリスト教の教義について、自ら判断して疑問を持ってはいけないのでしょう。
フリーメーソン、イルミナティ、バチカンの悪魔(サタン)崇拝者たちは、擬人化された山羊を偶像に使っています。聖書のこの記述はこのことを予言しているのかもしれません。
イエスはインドで仏教を学び、神のインスピレーションによって独自に魂の悟りに達しました。ヨーロッパの封建制度の時代、キリスト教が国教に組み入れられる中で、支配者は, キリスト教を教皇制度の宗教に変えたと著者は述べています。
仏教を除いて多くの一神教の宗教は人類の魂の進化、あるいは悟りを否定、妨害していると著者は述べていますが、同じことをスリランカ出身の仏教長老が新刊書で言っています。
新約聖書にヨハネの黙示録があります。このヨハネはイエスの弟子のヨハネあるいはバプテスマのヨハネでなく、西暦80年代の人です。恐ろしい最終戦争とも、人類に対する最後の審判とも言われています。薬物中毒者が見た幻想のようにも思われます。これをテーマした絵画、彫刻、文学が数多くあります。神に選ばれた従順な子羊のみが生き残り、それ以外の人々は地上から抹殺されます。これはほとんど脅しです、服従するかそうでなければ死だと。神に選ばれた従順な人々は御使いと共に天国で神に仕えます。
どのような人々が選ばれない不信者でしょうか? カトリックの教義を信じない者? イスラム教、ヒンズー教、仏教、神道の信仰者?ここだけの話ですが、神をETに置き換えると、ETは地上から不要な人間を一掃し、選ばれた人々は彼らの奴隷としてこき使われます。
著者はヨハネがETにそそのかされて、この黙示録を書いたと述べています。当時キリスト教は弾圧と迫害を受けており、アジア(トルコ)の諸教会をはげますために書いたという説があります。しかし著者の仮説のほうが分かりやすいと思います。
U-Tubeに2013年ヴァチカンで行われたイースターのミサの様子がアップロードされています。ヴァチカンが公然とルシファーを賛美したのは驚きです。改めて黙示録を読むに、この書はキリスト教徒でないものは救われないと書かれているのでなく、キリスト教会内の反キリストは裁かれ、滅ぼされると書かれています。敬虔な信者に対して偽預言者,反キリスト教会に気をつけなさいと警告しています。
ヴァチカンとアメリカは世界統一宗教、政府の樹立を企んでいます。政教一致の世界統一政府は中世の神聖ローマ帝国の復活になります。反キリストのヴァチカンと偽ユダヤの世界金融資本家たち、グローバリストが人々を欺き、少数金融エリートによる世界支配を企んでいます。
現代世界で起きている戦争など不幸なことは何でも、ET(管理者)の仕業にするのは間違いです。むしろ多くの場合、神に敵対する者すなわちフリーメーソン、イルミナティの仕業です。
著者はET(管理者)の聖書への関与を述べているだけでなく、世界のありとあらゆることについて述べています。
この本の主題であるET (管理者)の仮説を受け入れるかどうかは別にして、この本は世界の歴史、今日の世界の出来事、あるいはタブーであったものを明らかにします。