演奏会
かわら版
ねこつきん演奏会
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ねこつきん演奏会
デッドリフト加藤
練習後にありがとうございます。
本番が29日と迫ってきてますね。
凛々
明日で丁度一週間前になりますね。
デッドリフト加藤
本日以降はもう練習はないんですか?
おかひじき
次がもう本番になります!
デッドリフト加藤
出来はいかがですか??
凛々
もともと私が好きな曲を職権乱用(?)しながら好き放題歌っているような企画なので、「うわ…エモッ…」って練習で転がってるんですが、今日の練習で「あぁめっちゃいい…」って、ちょっと泣きそうになっちゃって…
デッドリフト加藤
情緒が最早ジェットコースターになっちゃってますね(笑)
凛々
もうずっとジェットコースターです(笑)
デッドリフト加藤
合唱団猫の森の方はいかがですか?
おかひじき
より”濃ゆい感じ”になってきたって所ですね。
初期の練習の頃は、指揮者の森先生の「う~~ん、惜しい…」とか「もうちょっとこうなんないかな」みたいな反応が多かったんですが、最近は「あぁ~いいね」とか「あ、それいいよ!」なんて言ってくれるようになってきたんですね。
それが技術的に上手になったとかは分からないんですが、猫の森としての表現が凄くいい感じになってきているんじゃないかなと感じてます!
凛々
インフルの時に見る夢みたいな感じでしたね(笑)
おかひじき
あのインフルの時の夢ね(笑)
デッドリフト加藤
これは…ネタバレではないんですかね…?
おかひじき
大丈夫ですネタバレじゃないです(笑)
まぁそういった良くわかんない世界観も楽しんでいただきたいです。
デッドリフト加藤
舞台の出来も両方とも良さそうですね!
では早速質問に…
Q1
何故「こちらの団体さんと一緒に!」となったの?
デッドリフト加藤
今回のジョイントコンサートは、発起したのはどちらです?
凛々
しもつきん合唱団の方ですね。
デッドリフト加藤
なんで、合唱団猫の森をお誘いしよう!ってなってんですか?
凛々
改めて聞かれると、なんて説明したものか…
元々、霜月はるかさんが発信している曲はファンタジー系の作風が多いんですけど、合唱団猫の森の扱う谷山浩子さんの曲調も、同様にJ-popの恋愛とか友情とかとは違う場所にいると思って…
”近そうで近くないけどちょっと近い”みたいな…(笑)
そこに親和性みたいなものを感じたんですかね。
デッドリフト加藤
いい距離感だったんですね。
凛々
個性もありつつお互い喧嘩もしないで、うまいことまとまるんじゃないかなぁと…
おかひじき
そんな感じで声をかけてくださったんですね!
確かに霜月はるかさんも谷山浩子さんもJ-popとはちょっと雰囲気違いますよね。
凛々
どうですかね…って言ったら、爆速で二つ返事が帰ってきて(笑)
むしろ、おかひじきさんよりも指揮者の森先生とピアニストの伊藤先生の方から「やりましょう!やりましょう!」って盛り上がってきててwww
おかひじき
元々、合唱団猫の森でも単独での演奏会をやりたいって話は出ていたんですけど、「ホールどうしよう…」とかの問題があって…
そんな中でのお声がけだったので、まぁ飛びつきますよね(笑)って感じで
デッドリフト加藤
丁度いい提案だったんですね。
おかひじき
タイミングもすごく良かったし、蓋を開けてみたら谷山浩子さんの「まっくら森の歌」を霜月はるかさんがカバーしたことがあって、そういう共通点も見つかったらもうやるしか…!ってなりました。
凛々
お互いの世界観から似た香りするなぁみたいな(笑)
おかひじき
全然歌詞とかは違うんですけど、同じ成分を含んでいるような感じを二人とも感じて、それが実ってジョイントコンサートと…
デッドリフト加藤
巡りあいってやつですね本当に。
Q2
「絵本」というコンセプトには、どういった想いが込められているの?
デッドリフト加藤
今回の「絵本」という世界観、個人的にすごい好きなんですが、どういった思いが込められてるんですか?
おかひじき
「絵本」っていうワードが出たのはDiscordで話してた時だったかなと思うんですが、その時に「副題どうしようか」みたいな話題の中で団員のりおんぬさんが出してくれたのかな
その流れの話し合いで「月映えの森と導きの絵本」っていう副題とコンセプトが決まった気がします。
お互いに童話っぽい部分があって、まぁ全然うちはヘンテコな事も言うんですけど…(笑)
そういうのもあって凄くしっくりきましたね。
デッドリフト加藤
実は大学でグリム童話について一時期研究してたんですけど、童話って元々民族的な部分を詰めに詰め込んだ、清濁併せ吞むようなものだと思ってまして…
そういった意味でも、今回のコンセプトは凄い合ってるなぁと聞きながら感じて…
もうね期待しかしてません(笑)
おかひじき
しもつきん合唱団もアンデルセン童話の美しい優しい…
あ、でもなんか森を燃やすらしいじゃないですか(笑)
凛々
あれは原曲で燃やされてるんで…ちょっとしょうがないですね…(笑)
おかひじき
うちも街を燃や…してますね…(笑)
デッドリフト加藤
お互い燃えちゃってますねwww
凛々
燃やされちゃった、火を付けられてしまった感じですかね。
詳しくは曲の内容になっちゃうんでアレですが、”燃やされてる側”の歌なんですよね。
おかひじき
聞いてみると、やっぱり全然違うなって感じますね
絵本っぽさが共通してるの凄いなぁって思って…
凛々
そうですねぇ…
おかひじき
合唱団猫の森は、しもつきん合唱団みたいに色んな言語じゃなくて全部日本語なんですけど、結構謎めいてる部分があるので、そこが絵本っぽい世界観を醸し出してるのかなって感じはありますね。
デッドリフト加藤
絵本と言っても、しもつきん合唱団と合唱団猫の森で寄ってる部分が違うんですね。
おかひじき
なんというか、谷山浩子さんの世界がなかなかちょっと不思議なんですよね…
凛々
違いは実際に聞いてみて…って感じですね
Don’t think, just feel ! です(笑)
おかひじき
それでいいのかって感じですね(笑)
Q3
今回の一番の聞きどころはどこ?
デッドリフト加藤
各団体の今回の一番の聞きどころってどこですか?
おかひじき
じゃあ、燃えてた流れで…
街を燃やしそうになる「よその子」っていう曲があるんです、実際に焼き尽くすわけじゃないんですが…
夕暮れの時間に「君」っていう主人公が色んな家の暖かい食卓を窓越しに覗き見ながら、「そのあなたたちが並んでるその隙間に僕がどれだけ入りたいと思うか…」みたいな目線を向けるんですけど、よその子なのでどこも受け入れてはくれず、その気持ちのやるせなさ、赤い夕焼けで開いてくれないその窓、その街を焼き尽くせっていう気持ちが「君」の中で満たさないまま燃えていくんですね。
その後、「君」がどんな気持ちでどんな答えにたどり着くか、どうするのかっていうのが曲の後半に出てくるので、そこを感じてもらいたいですね!
その「君」の選択も、「う、うわぁ…」って感じになるんです…
デッドリフト加藤
しもつきん合唱団のお話を聞いてた時から思っていたんですけど、一曲に対する物語量がエグい…
凛々
私もこれ原曲知ってるんですけど、今説明聞いててちょっと泣きそう…
もうねたどり着いた答えを知ってるから…
おかひじき
そうそれ
しかも、あそこでソロが…
凛々&おかひじき
あぁぁぁぁぁ…
デッドリフト加藤
こんな情緒のジェットコースターを是非会場で…
原曲知ってる人はもう泣き崩れちゃっているし、知らない人にもききそうですね。
おかひじき
練習の最初の頃とか、歌ってる団員も情緒やられてましたからね(笑)
うわぁ…よその子…うわぁ…みないな感じでwww
デッドリフト加藤
そういうのってサブカルだとよくありますよね。
おかひじき
愛がありますからねどうしても…
デッドリフト加藤
じゃあ続きまして、しもつきん合唱団ですね。
凛々
今回、肉・肉・魚・肉みたいなカロリーの高い曲が多いんですが、強いて言えば「エルダリア~祈り咲く森〜」かなぁ…
去年、霜月はるかさんのクラウドファウンディングで公募型のコーラス企画をやった時の曲ですね。
私含めて知り合いも複数参加したんです。
デッドリフト加藤
私も霜月はるかさんのX(Twitter)フォローしてるんで見てましたその企画!
凛々
実際に収録があったのは去年の6月で、CDのリリースが11月だったんですが、しもつきん合唱団で演奏したくて演奏したくて…
リリース即日に公式へ演奏許諾のお伺いを立てました(笑)
いままで演奏した中で、リリースから演奏まで最短ですね!
まだ半年っていうホットな曲じゃないですか。
こんな、コーラスを公募して合唱が入ってる曲を合唱でやらずしてどうするんじゃ!と思って…
おかひじき
本当にそれはそう。
凛々
合唱団猫の森の森先生も「聞きた~い」ってすごい楽しみにしてくれてました(笑)
クラファン参加勢の重課金、いや廃課金サウンドを目指して練習してみましたので!
デッドリフト加藤
あんまり聞かないサウンドですね(笑)
Q4
今回の舞台ですが、どんな方に鑑賞してもらいたい?
デッドリフト加藤
お二人に向けてなんですが、今回のコンサートどんな方に見に来ていただきたいですか?
凛々
原曲が好きな人っていうのはもちろんですし、知らない人でも民族的だったり幻想的、ファンタジーな雰囲気が好きな人が沼に足を突っ込むきっかけになればいいなぁって…(笑)
デッドリフト加藤
(笑)
おかひじき
谷山浩子さんのファン層って歴が長いだけあって年齢としては高めなんですよね。
なので、若い世代の人にも聞いてほしいかなとは思っています。
今も「おかあさんといっしょ」とか「みんなのうた」、「ジブリ」で耳にする曲もあると思うんですが、そういう曲だけじゃなくて、谷山浩子さんが独自で出している曲にも興味を持ってもらえたらなって思います!
さっき話した「よその子」とか「たんぽぽ食べて」とか、谷山浩子さんの中に沸いたものを描いた曲を新しいファンになってくれそうな人に聞いてほしいなって気持ちが大きいです。
デッドリフト加藤
未だに「たんぽぽ食べて」が自分の中で異彩を放っているんですよね(笑)
咀嚼できません…(笑)
おかひじき
噛んだらダメです!
咀嚼しないでそのまま呑み込んだらいいですよ(笑)
デッドリフト加藤
こういう独特なコンテンツを演奏するのって、知ってる人はまぁ楽しいですし、知らない人にも世界観を味わってもらいたいっていうのも一つの大きな目的ですからね。
エピローグ
デッドリフト加藤
最後になにかありますか?
凛々
合唱団猫の森の活動って…
おかひじき
あ、言っておいた方がいいですね。
合唱団猫の森としての活動はこれがラストになりまして…
だから、本当にいま舞台が出来て良かったです。
デッドリフト加藤
今回が有終の美になる訳ですね。
おかひじき
最後に皆さんの頭の中にたんぽぽの種を植え付けて、いつか生えてくるのを楽しみにしています(笑)
デッドリフト加藤
生えてくるんですかね?(笑)
おかひじき
絶対生えてくると思いますよ(笑)