唐津くんち五番曳山、魚屋町『鯛』
唐津くんち五番曳山、魚屋町『鯛』
■完成 ※2016年10月
全体俯瞰。巡行中、家の二階あたりから見るとこんな感じですかね。
右全体像。ディテールは教育委員会が実測した図面により良い感じ。ただ幕が思ったより上に上がってしまい、つんつるてんに。。。もう作り直す暇はない。。。
正面全体像。顔はかなり頑張ったのですが、やはり似せるのは難しいですね。。。ちょっと間延びした印象、目をもう一息下げれば良かったかな?
左全体像。胸びれは図面からひれの開いた角度を想定し三角関数で実寸はじき出したのですが、どうやら角度を大きく想定しすぎたらしく、一回り大きくなってしまいました。。。
後方全体像。写真では判りにくいですが、尾びれ部蓋と周りの鱗の大きさが全然違います。鱗は今回最大の激闘でした。。。我慢我慢。。。
アップ。目玉も結構やり直しましたね。Rが付きすぎで出目金になったり、黒目が小さすぎてびっくり表情になったり。やっぱり人形と同様、目が命です。
左斜め後方。人間の目線だとこんな感じです。これは幕を下ろした状態。お昼休憩の光景ですね♪
左斜め後方。幕の巻上げ方がちょっと違いますが、巡行中はこんな感じ。まぁ太鼓、鐘、清め塩のびく(?)等は付いていませんが(笑)。
左斜め前方。これも人間の目線角度。うーん、、、寄るとどうしても荒さが目立つなぁ。。。
アーケードくぐりの状態。唐津くんちの曳山は旧大手門をくぐる為、その後の電線等を避ける為、様々な工夫がされています。鯛山の尾びれはこの様に可倒します。現在はこの状態でけっこうなスピードで京町アーケードをギリギリくぐり抜け、直後に尾びれを立てます。『アーケードくぐり』として見せ場の一つとなっています。
フルたたみの状態。私も実際目にした事はないのですが、図面、写真から想像するに、背びれもたたむ事が出来るはずです。ホント作った人の知恵、工夫には感服します。