歯車さん
今日は2019年の3月31日。
これが平成最後の歌ってみた動画になるとおもいます。
3年前からずっと歌いたかった、たいせつな曲です。
イラストの構図も、3年前からずっとあたためていました。
やっと…そしてこの日に世にだせたことをとてもうれしくおもいます。
音楽を夢見て渾身の作品たちを世に放ってきた発酵ダイオードの翁サンの作品。
彼は結局一般企業の会社員になりました。
たぶんですけど、そのときの曲です。
木屋町の学生とか、ボブカット野郎とかってたぶん学生時代の翁サン自身、その幻影が見えているのかもしれないっておもいました。
安タバコは重労働の象徴。
あの子と未来の迷える俺たちのために。
こんなに等身大な音楽は、あのときのボカロシーンだからこそだったのかもしれません。
「あれが宇宙さ」
のあとのギターはこれまでにないほどリバーブがかかっています。
それはココとは違う世界、広大な宇宙を示しているのでしょう。
しかしコードはマイナーで、これでもかってほど歪んでいて、
心だけでもそこに行きたかった…という「叫び」なのかもしれません。
そう思うと、最後の歌詞が本当に心にキます。
ロストワンの号哭で有名でしょうか、元動画のイラストは456サンが描き下ろしています。
あの方の作業配信もずっと見ていました。
本当にイラストに誠実な方。
赤のピンヒールは、それでも失わない精神。
そんなことよりちびミクちゃんかわいいからみてください。
私のイラストとしては、空色の背景色、リクルートむけというか新社会人っぽそうなスーツと、透明になる身体。それでいて瞳はギラギラに燃える原色の赤。
たぶん456サンが赤のピンヒールで表現したかったものとおなじものを赤の瞳に映しています。
それから、ロゴとか歌詞の表示とかは元動画をめっちょリスペクトしてます。
合わせておたのしみください。