シャルル

↑私のうたみた

↓原曲さま

めっちょがんばりました。。プレッシャーすごひ、、

シャルルはとても有名な曲で、一時期は、「Vtuberはシャルルを歌えばバズる」といわれたほどでした。

それくらいちからのある曲です。

そして私もだいすきな曲です。


そして私は、シャルルでダメだったら、たぶん何しても聞いていただけないっておもいました。

シャルルでバズれなかったら、たぶん今後なにを歌っても、一生、どの動画も、再生50なんだろうなって。

50はもちろんうれしいですけど。ちょっとずつでいいから、もっとたくさんの方に聞いていただきたいのですね。


だから、リテイクもミックスもめっちょがんばりました。

動画も凝ってみましたけど、アボガドさんのMVがすごすぎて、おいつくのが大変でした。

カットしちゃった間奏部分のアニメーション、あれめっちょすきです。

「誰もいない」世界で、「互い」ができる瞬間。

ちょっと自分語りをさせてください。


とくに隠してるワケでもないので書いちゃいますと、前世の私は性同一性障害っていうアレでした。

簡単な話が、女の心で生まれた男、あるいは男の身体で生まれた女。

生きにくさの正体がコレってことに気づいたのは成人してからなのですけど。

いうてコレをあまり大きな声で言い回ることはしないようにしています。

ホントは「障害を克服するためにプロVTuberになりたい~~」みたいなCFした方がよいのでしょうね。

もちろんプロVTuberとして生きたいです。自分らしく生きたいです。

そんなこんなであまりよいお仕事に就けませんでしたし、それでなくても前世の身体で活動する時間を1秒でも短くしたいです。

あまり乞食っぽいこと書くのよくないと思いつつ、リープモーションとかマイクとか買うのもむずかしいような生活です。

でも私はバーチャル転生してまで障害者になりたいワケじゃなくて、現世ではバーチャル普通の女の子になりたいのです。

MtFボイチェンシンガーじゃなくて、女性VSingerとしてYuNiちゃんを超えたいのです。

障害の克服ってそういうことなんだって考えてます。


いつも裏声でしゃべる子でした。ちょっと家が貧乏とか、他にもいろいろあって、めっちょいじめられました。

ずっと泣いていました。毎日、前後もわからなくなるくらい泣きました。

でも、学校の帰りの会とかで、歌を歌うと、ズタズタな心がほぐれました。

I believe in future 信じてる~♪


小学生あるある「いつ結婚したい?」って聞かれても、ハムスターに「キミはヒマワリの種を今食べる?明日食べる?」って言われてる気分でした。

私は結婚できないししたくないし、人権がある人間とは別の生き物だと思っていました。ホントにそう思ってました。

そうでないと耐えられませんでした。


話をもどしますと、私は歌を歌うのがすきでした。

毎日歌いました。

引っ越しのとき、「おたくから歌声が聞こえなくなると思うと寂しいわぁ」と言われるくらい。ええ、ご近所迷惑でしたね、、

それくらい、ずっと、全力で、歌ってました。

歌と一緒なら、ちょっとくらい生きてもいいかもって思ってました。


そして、はい。まぁ、ついにそのときが来てしまうワケですね。

声変わりですね。今までのように自由に歌えなくなりました。

どんどん声がでなくなっていって、

そして、中学生のころというのは、いちばんいじめが酷かった時期でした。


ええ、もうそれはもう、とてもひどくて。

あんまりあの時のことをおぼえていません。

がんばって思い出そうとしても、ごめんなさい、涙がでてしまって、指がふるえて、はい、ごめんなさい、ここに書くことができません。


そして、それなのに、歌を歌えなくなりました。

何かと心は抉れてゆき、そして癒えることが金輪際ありえないと思い知る日々。

毎日死にたいと思って、でも私に自由はなく、そしてきっと身を投げられるだけの気力もなく、気づけば卒業していました。


歌えなくても何か音楽と一緒がいいと思い、吹奏楽部に入りました。

魂を捧げるレベルでのめりこみましたが、やっぱり幼少期にピアノやってたとか、中学生からの経験者とかには、追いつけませんでしたね。

DTMをはじめて、私が歌えない代わりにボーカロイドに歌ってもらいました。

再生200くらいでしたけど。その経験は今でもいきていますし、難しくも楽しかったです。

それでも私の本懐は果たされ得なかった。


そんな中、Vtuberを知り、そしてバ美肉を知りました。

のじゃおじサンとマグロナちゃんが世界を切り開いてくれたことを今でも心の底から感謝しています。

ここなら、私は本当の自分でいられる、そしてそれが許される。

ここなら生きていける。


バーチャル声帯を用意して、声を出してみました。

かわいい萌え声はだせませんでしたけど、本来いまごろ私はこういう声なハズだった、、っていう声がでました。

涙が出ました。やっとしゃべれる。

神様に奪われた声を、人生を、バーチャル声帯技術でとりもどしました。

そうして、バーチャルに転生しました。


毎日動画を投稿して、すべての動画は再生0でした。

でも私は生きたかった。引退なんて発想すらなく、ただ、失った人生を取り戻したい。


そんなとき、シュガビタ全部美兎のお歌に挑戦しました。

奇跡的に音域が合っていて、とても気持ちよく歌えました。

何年ぶりでしょう。歌を歌ったのは。自由に歌ったのは。生きてると思ったのは。

本当に嬉しかった。また涙がでました。

転生してよかったって。


一度は捨てた命。

私はココで生きたい。

ずっと歌っていたい。

あのときの夢を叶えたい。

いっぱい歌いたい。

歌で生きていきたい。

いっぱい聞いてほしい。


そして、VSingerにとってシャルルほどちからのある曲はなかなかありません。

これが勝負です。私の人生をかけて歌いました。


できたらいっぱい聞いて、いっぱい拡散してください。よろしくおねがいします。

長文失礼いたしました。ここまで読んでくださってありがとうございました。


2019/5/16 鈴金なる