神戸市営1000形

神戸市営1000形

1977年登場。地下鉄開業から走り続ける最古参車両。最新技術を多く導入し、地下鉄の車両で初めて全車冷房化。1978年のローレル賞を受賞した。

車内は3扉ロングシートで阪急や山陽電車と同じ規格で作られている。また、貫通路は検査の関係から貫通扉の有無や幅の広さなどが車両ごとに異なっている。

機器は電気子チョッパ制御を採用し、省エネルギー化を実現。保安装置はATCとATOを装備し、ATOでは自動走行を行っている。

1997年から制御装置の更新が行われ、1108Fまでは日立製のGTO、以降はIGBTと更新された。

2018年から、6000系の導入によって置き換えが開始。1101Fから廃車されていき、2023年8月18日に全車引退となった。

現在は1101Fの1101号が保存されている。