平井橋が、明治43
年(1910
)3
月、5
月、9
月の大洪水によってこの橋は流失し、その後、県によって木造の紫波橋が架橋されたが、大正12
年(1923
)7
月の大洪水で、これも流失して渡し舟による通行となった。
県当局では種々考慮をして土木課が実地調査を重ね、水害にも流失しない鉄筋コンクリートの永久橋を架橋すべく大正13
年(1924
)11
月1
日、現地(桜町字下川原)で地鎮祭。翌14
年(1925
)10
月7日完成、開通式が行われた。長さ216m
、幅約4.5m
。
NO97.旧紫波橋跡.mp3