「海と日本PROJECT　全国一斉ウニの発生体験」は、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターから全国各地にウニの受精実験教材を一斉発送し、利用者同士をオンラインで繋いで一体感を持ちながら海を学ぼうというイベントです。夏、秋、冬、とそれぞれの時期に繁殖期を迎えるウニを用いて、年3回の開催を予定しています。

「全国一斉ウニの発生体験　2021年秋」では「キタムラサキウニ」「アカウニ」を用いたウニの受精実験教材を、全国の小中高等学校を対象に10月と11月に合わせて4回の提供を行います。学校行事や授業進度等との兼ね合いで都合の良い日程に参加して下さい。
また、10月27日到着分、11月24日到着分については個人からの申込みも5件程度ずつ受け付けます。
お気軽にお問い合わせください。

それぞれ約20件までの募集とさせていただきます（個人からの申込も受け付ける２回分については学校の定員は約15校となります）。

10月5日現在、10月の部の個人の申し込みが定数に達しました。これから申し込まれる方はまだ空きのある11月の部のご利用をお願いいたします。

11月12日をもちまして全日程申し込み締め切りとなりました。ご利用ありがとうございました。

秋に提供予定のウニ（動物の状況次第では予定通りにお届けできない可能性があります）

オンライン相談会は個人参加の方が対象の、顔合わせも兼ねたイベントです。卵精子の到着から一日経って、うまくいかないことや、実物を見たら湧いてきた疑問などを相談してもらう研修会要素もあります。学校の先生の場合は到着直後はかなり忙しいかと思うので、相談会については特に日時は定めず必要に応じた個別対応とします（オンライン会議形式でも電話やメールによる相談でも）。

オンライン報告会は受精実験の報告と幼生飼育の相談をしながら教材利用者が交流する会です。秋のイベントでは卵精子教材提供翌週の火曜日に設定しています。本年度の夏のウニのイベントでは、学校教員、個人参加の小学生や幼稚園生と保護者、部活動の高校生、など様々な参加者が全国から集まりました。

オンライン相談会、報告会はそれぞれ 16:30-17:30 の開催を予定しています。参加者の都合に合わせて時間の調整も可能ですし、都合のつく部分だけの参加ももちろんOKです。

秋のイベント合同の表現コンテスト（オンライン）も開催予定です

オンラインイベントの詳細については、教材利用申し込み者には締切後の送付内容確認メールなどの際に改めて連絡します。

植物プランクトンと動物プランクトン

実験で発生させた幼生を、初期プルテウス以降も継続して育てる場合には餌やりが必要になります。こちらの教材はウニ幼生を飼育するための装置の貸与とケイソウ培養のための試薬類の提供とがセットになっています。餌となるケイソウも自分たちで培養しながらウニ幼生を飼育することは海の生態系の一部を身近に再現することとなり、より深く海が学べます。幼生飼育を考えている方は、卵精子を申し込む時点でこちらも合わせて申し込んでください。

秋のウニ　表現コンテスト（写真などの作品紹介）

夏に続き、ウニ教材を用いて「海を表現」した作品のコンテストを開催します。様々な趣向を凝らした作品の紹介と表現のアイディアを競う場にしたいと考えております。

年内を締切りに作品を募集し、年明け早々に一週間程度の展示期間を設けて期間内に参加者間で相互投票を行いグランプリを決定、というようなオンラインイベントを予定しています。
詳細は教材利用者に追って連絡します。

コンテストに作品を応募できるのは2021年秋の教材利用者のみとしますが、作品の閲覧を希望される方にはオンライン会場へのリンクをお知らせします。お気軽にお問い合わせください。

申込方法

学校、個人用のいずれかの申込書をダウンロードして、必要事項を記入の上、wangan@cc.ocha.ac.jpまでメール添付で送ってください。

各種書式はお茶大湾岸センターのサイト内の教材提供案内ページからも入手可能です。

各日程とも、先着順に受け付けを行い、それぞれ定員に達した場合には受付終了とさせていただきますのでご了承ください。

参考資料（ウニの採卵採精風景の動画）🎞
動画のダウンロード希望の方にはgoogleドライブへのリンクをお知らせします