ウニの受精実験をして幼生が泳ぐのを見たら育てたくなったので追加で餌を送ってください

幼生が泳ぎ出してから餌を送るのだと、既に給餌には手遅れとなる場合が多いです。餌となる植物プランクトンが必要な時に手元にある状態を作ってもらうために、プランクトン教材は卵精子の前の週にお送りしています。卵精子を申し込む時点で一緒にプランクトン教材を申し込むようにお願いします。

ウニの全国一斉発生イベントに参加する際に、どういった顕微鏡を準備したら良いでしょうか

生物顕微鏡、実体顕微鏡、スマホやタブレットに装着するタイプの顕微鏡、いずれかの顕微鏡があると良いです。
受精の観察には100-200倍の倍率が望ましいす。直径約0.1mmのウニ卵を1-2cmくらいに拡大して観察するイメージです。

初心者の方の場合、例えば「自然学習館 RXT300 ハンディ顕微鏡 DX」などが使いやすいかと思います。

スマホやタブレットに装着するタイプのものでしたら、本活動の二次拠点にもなっている「きらら舎」さんが使い方講習付きでモバイル顕微鏡の販売をされていますのでそちらもご検討ください。


学校の顕微鏡で観察像をスマホ撮影するコツがあれば教えてください

接眼レンズにスマートフォンやタブレットのカメラレンズを直接つけても良い写真は撮れません。これは、顕微鏡が人間の目の網膜上に像を結ぶように設計されているからです。結像面を人間の眼球分くらいの距離だけ離すと画面上に正しい像が結ばれます。

この距離を維持しつつ、手振れを防ぐためには各種アダプターを使うと良いでしょう。こちらに顕微鏡撮影用のアダプター(自作の方法など)について、オンライン会で集めた情報をまとめましたのでご参照ください。