海と日本PROJECT
全国一斉ウニの発生体験
2021年度冬(2022年1-2月)バフンウニ
お茶の水女子大学
海洋教育促進事業
海洋教育促進事業
日本財団「海と日本2021」
「海と日本PROJECT 全国一斉ウニの発生体験」は、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センターから全国各地にウニの受精実験教材を一斉発送し、利用者同士をオンラインで繋いで一体感を持ちながら海を学ぼうというイベントです。夏、秋、冬、とそれぞれの時期に繁殖期を迎えるウニを用いて、年3回の開催を予定しています。
「全国一斉ウニの発生体験 2021年冬」では「バフンウニ」を用いたウニの受精実験教材を、全国の小中高等学校約100校を対象に1月と2月に提供します。都合の良い日程を選んで申し込んでください。
なお、2月15日発送分は一般(個人や市民サークルなど)からの申込み専用の回とし、2月17日にはオンライン相談会も開催します。
日程1(学校用):1月25日発送→26日配達
日程2(学校用):2月1日発送→2日配達
日程3(学校用):2月8日発送→9日配達 日程1-3で合わせて定員100校
日程4(一般用):2月15日発送→16日配達 定員15件
締切は2022年1月14日です。
定員に達した場合はここでその旨お知らせします。
お気軽にお問い合わせください。
提供予定のウニ(動物の状況次第では卵をすこし少な目に送付する可能性などがあります)
バフンウニ
Hemicentrotus pulcherrimus
冬に繁殖期を迎えるウニ
未受精卵が冷蔵保存でき、受精膜も高くあがるので教材として扱いやすいウニです
送付する教材の紹介と申込書など
未受精卵と精子
発生の実験材料として、成体のウニではなく、卵と精子を宅配便にて送付します。経験の無い方でも簡単に実習を行うことができます。
一般からのご利用の場合には写真のような使い捨ての器具一式もセットでお届けします。観察用の顕微鏡さえあればウニの受精と初期発生の観察が行えます。
バフンウニの卵精子は冷蔵便でのお届けです。
個人用教材一式の例。学校用教材は未受精卵と精子のチューブ、海水のみのセットです。
植物プランクトンと動物プランクトン
実験で発生させた幼生を、初期プルテウス以降も継続して育てる場合には餌やりが必要です。この教材はウニ幼生を飼育するための装置の貸与と餌となるケイソウ培養のための試薬類の提供とがセットになっています。ケイソウも自分たちで培養しながらウニ幼生を飼育し、海の生態系の一部を身近に再現することで、より深く海が学べます。幼生飼育を考えている方は、卵精子を申し込む時点でこちらも合わせて申し込んでください。貸与器具には限りがありますので(30件程度)、こちらが無くなり次第受付終了とさせていただきます。
申込方法
以下の書式置き場から、学校用、一般用のいずれかの申込書をダウンロードして、必要事項を記入の上、wangan@cc.ocha.ac.jpまでメール添付で送ってください。
申込書を受け取りましたらメールに返信します。3日以内に返信が来なかった場合にはメールをうまく受け取れなかった可能性がありますので、お手数おかけしますがお問い合わせてください。
書式はお茶大湾岸センターのサイト内の教材提供案内ページからも入手可能です。
先着順に受け付けを行い、定員に達した場合には受付終了とさせていただきますのでご了承ください。
参考資料
バフンウニについての実験観察動画資料:理科ねっとわーく
この教材を使った取り組みの紹介
報告いただいた情報発信のリンクなど
大阪市立東高等学校 (2022年2月14日追記)
群馬県立高崎北高等学校 受精実験、幼生観察、変態誘導 (2022年3月7日追記)
岐阜県立山県高等学校 (2022年3月29日追記)