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目安として、毎日、6000 words(=論文一本)を読んで、200 words(=30日で論文一本、計算上は)を書くようにしましょう。
テーマを探すとき、またはテーマが決まったらば、先行研究を調べてみて、「何がやられているか」「何がやられていないか」「どういう手法が使えそうか」などを考えてみましょう。
英語論文の検索はいろいろなサイトでできますが、Google Scholarでだいたい事足ります。いくつかキーワードを入れて、検索してみましょう。
興味がある論文があったらば、その論文を引用している論文、その論文のなかで引用されていて気になる論文も読んでみましょう。また、「ストーカー読み」をすることもとても勉強になります。これは、ある研究者が発表した論文を全部読む方法です。そうすると、「このひとはこの研究のつぎにこういう研究を発展させたのか」「この研究とこの研究は同時にやったのか」などということが分ると思います。
最近では、個人の研究者が自分のサイトに論文のpdfファイルを置いてあることが多くなっています。これもgoogle scholarで探してみましょう。
英語論文を読むと聞いただけで、震え上がる学生さんもいると思います。最初は誰しも、早く正確に読めません。「習うより慣れろ」ということで、毎日、少しずつでも、短い論文でも、読む訓練をすれば、いずれすいすいと読めるようになります。
批判的に読むことを忘れないようにしましょう。理論的におかしいところはないか、妥当な方法でデータが集められているか、などなど。
よく読む雑誌が決まってきたらば、雑誌のcontent alertに登録しましょう。「こんな論文が出たよ」とメールで教えてくれます。