質疑応答

以下を意識するだけで、メリハリの聞いた議論になります

ひとつの単語が意味するものが曖昧。言い切る勇気を。

    • 自然淘汰的なもの・・・×

    • 自然淘汰とかぁ・・・×

    • 自然淘汰・・・○

ある言葉を説明する際、例を用いることは可能ですが、例自体は説明になっていません。その例を含む、一般的な定義を説明する事が必要です。

  • Q 「自然淘汰を説明してください」

  • A 「ダーウィンフィンチでは、、、」・・・×

  • A 「自然淘汰とは、、、(説明)。その例として、ダーウィンフィンチが、、、」・・・○

Yes / No で答えるべき質問に、Yes / Noで答えない。

  • Q 「実験で、この要因はコントロールしましたか?」

    • A 「コントロールをすべきだとは言われています」・・・×

    • A 「しました」、または、「していません」・・・○

    • 「で、したのしていないの?」と、再度、聞かれるかもしれません。

統計を使ったときに、なんでも「有意差」といってしまいがちです。でも、相関や回帰の場合には、「差」はありませんよね? 正しい言葉を使えるように気をつけたいものです。

  • なんでも「有意差」 という

  • 有意な(正の・負の)関係

  • 有意差


要因がどのように影響しているのか、正に効いているのか、負に効いているのか、A>BなのかB>Aなのか。あいまいさをなくす努力が必要。

  • 「分析の結果、この要因が影響していました」・・・×

  • 分析の結果、この要因が正に(負に)影響していました。・・・○