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学内のプログレス発表、学会の予行演習など、事前練習をする前に、以下のチェックリストを眺めてみてください。スライドのデザインなどを指摘するので、貴重なゼミの時間を消費するのは、皆にとって損害だし、内容について議論ができないという意味では、発表者が一番、損をします
スライドが見にくくないか? 「デザインが悪くとも、データ・内容がよければいい」という考えはエゴです。凝ったデザインにする必要はありませんが、デザインも最低限のものを作るように意識してください。いいデザインのスライドを作るためには、日頃から審美眼を鍛えてください。
文字は十分に大きいか? 原則、最低18ポイント。グラフの軸の説明まで、このサイズであることが望ましい。
誤字脱字はないか。文章であれば、主語述語があるか。完璧な英語を書くことは期待していませんが、それでも細心の注意で言葉を選んでください。これも「内容・データがよければ、あとは適当でいい」という考えはエゴです。
各スライドで、何を言いたいかを明確に。よくある悪例は、スライド上部のタイトル部分に「⚪︎⚪︎⚪︎の影響」、スライド一番下に結論、という形式です。結論を伝えたいのだから、結論は一番見やすい最上部にあるといいでしょう。
口頭発表は、自分の考えをまとめて他人に聞いてもらう、また他の人から一斉に意見をもらえる貴重な機会です。しかし、
スライドがみにくい
文字・記号の使い方が変
必要な情報を載せていない
などのことがあると、発表の仕方を指導するだけで、内容に入ることができません。
ですので、プログレス発表、ゼミ発表をする際には、事前に以下のことをチェックしてください。
10行以上禁止
文字は最低18pt
グラフの横軸・縦軸がない・読めないの禁止
混んだ部屋で発表するときには、スライドの下1/5は基本的に使わない
スライドの上部が一番、目立つ場所。ここを無駄に使わない。たとえば、結論は上部に書くと内容が締まる
フォントは全部一緒?
変な空白の開け方はしていない?
エラーバーがSEかSDか、書かれている?
サンプルサイズは書かれている?
スライドのデザインは整理されている?
「;」「:」の使い方はあっている?
デザイン・イラストに凝りすぎていないか?
英語で発表する際には、原稿を必ず作ってください。その後、手を入れて論文化する手間が省けます
仮説と予測はなんですか? 発表で答えようとしている問いは何ですか? これらをはっきりさせてください。