✿永井大念仏剣舞の踊り✿
②
―輪踊り(入羽・中羽・引羽)―
✿永井大念仏剣舞の踊り✿
②
―輪踊り(入羽・中羽・引羽)―
道行(みちゆき)、
念佛回向(ねんぶつえこう)、
庭巻音頭(にわまきおんど)、
大笠振り・念佛(だいがさふり・ねんぶつ)までおわると
いよいよ輪踊り(わおどり)が踊られます。
常太鼓(じょうだいこ)は 静かに
これから踊る「入羽(いりは)」の演目の太鼓をたたき始めます。
この太鼓を「教え太鼓(おしえだいこ)」といいます。
教え太鼓の音が 少しずつ大きくなり、
入羽の踊りが踊られていきます。
入羽の踊りの種類は、7演目あります。
「入羽(いりは)」の踊りが終わると、
「中羽(なかは)」の踊りを踊りますが、
中羽の踊りを踊る前に
布剣舞(ふれけんばい)が行われます。
「入羽(いりは)」の踊りのあとに、
これから踊る「中羽(なかは)」の踊りを
踊り手一人ひとりに教えて回ります。
中羽の踊りは、訪問した家々で踊る演目が違うため、
ふくべ振り(ふくべふり)が踊りの輪の中に入り
踊り手一人ひとりに耳打ちしていきます。
この時に踊り手は、
ふくべ振りの知らせに耳を傾けたり、
一礼をしたりします。
ふくべ振りが輪の中を一回りし、
正面に戻ってくると
中羽の踊りに入っていきます。
ふくべ振り(ふくべふり)による
「布剣舞(ふれけんばい)」が踊られると
「中羽(なかは)」の踊りに入ります。
中羽の踊りは、年回の踊りで
十七、二十三、二十七などの踊りがあります。
供養するご先祖様の回忌(かいき)に合わせて
異なった踊りを踊ります。
中羽の踊りの種類は、8演目あります。
「中羽(なかは)」の踊りまでおわると
輪踊りの最後の踊り、
「引羽(ひきは)」の踊りを踊ります。
引羽の踊りが最後まで踊られると
「布剣舞(ふれけんばい)」を踊ったふくべ振りが
再び輪の中をまわります。
輪の中をまわり、正面に戻り
引羽の踊りが終わります。
引羽の踊りの種類は、7演目あります。
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