✿永井大念仏剣舞の踊り✿
①
―道行・念佛回向・庭巻音頭・大笠振り(念佛)―
✿永井大念仏剣舞の踊り✿
①
―道行・念佛回向・庭巻音頭・大笠振り(念佛)―
永井大念仏剣舞は
お面をつけない踊り手が
輪になりながら踊る「輪踊り(わおどり)」、
お寺や屋敷の中で、仏壇回向(ぶつだんえこう)を行う「中入(なかいり)」、
大笠(だいがさ)を振る「大笠振り(だいがさふり)」、
太鼓をたたく「廻胴(まわりどう)」、
2列に並び入り違いになり、最後に礼をする「礼踊り」を
踊ります。
踊りを踊る前に、様々な過程があります。
太夫(たゆう)を先頭に、中立(なかだち)、踊り手(おどりて)の順で列になり、
念仏唄(ねんぶつうた)をうたいながら 目的地まで向かいます。
(もりおか郷土芸能フェスティバル等のステージで踊る際は省略されます)
「道行(みちゆき)」で、踊りを納める場所まで 到着すると
踊る場所の状況に合わせて
門や、庭をほめる「念佛回向(ねんぶつえこう)」を行います。
永井大念仏剣舞における「回向(えこう)」は
様々なものをほめたたえる唄で、
太夫によって行われます。
回向の種類は23種類あり、
門や、庭のほかに、灯籠(とうろう)や、光明遍照(こうみょうへんじょう)などがあります。
太夫(たゆう)による「念佛回向(ねんぶつえこう)」がおわると、
大笠(だいがさ)のまわりを歩きながら
輪踊りを踊るための輪をつくっていきます。
このときに、中立(なかだち)の音頭揚(おんどあげ)による
庭巻音頭(にわまきおんど)が うたわれます。
庭巻音頭は、太鼓の面を16回たたきますが、
十六羅漢にちなんでいるとも いわれております。
「庭巻音頭(にわまきおんど)」が終わると、
「南無阿弥陀仏」の唄に合わせて「念佛(ねんぶつ)」の
「大笠振り(だいがさふり)」が行われます。
大笠振りは「念佛」の演目と、「五拍子(ごひょうし)」の種類がありますが、
こちらで演じられる「念佛」の演目は「五拍子」の演目に比べ
激しく振られます。
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