❀だいねんぶつ❀
の
はじまり
❀だいねんぶつ❀
の
はじまり
たくさんのひとがあつまり、「おねんぶつ」をとなえることです。
「おねんぶつ」は、ごせんぞさまや、
なくなってしまったひとの たましいを
てんごくに おおくりするために
おいのりを することです。
それではなぜ、
みんなでおいのりをする
『だいねんぶつ』が
はじまったのでしょうか?
それには、
「うめわかまる」という
なまえの おとこのこの、
かなしい おはなしが ありました。
むかしむかしの おはなしです
うめわかまる という なまえの おとこのこが おりました
おかあさんと くらしていた うめわかまるですが
あるとき ひとをさらう
ひとさらいに さらわれてしまいます
ひとさらいに さらわれてしまった うめわかまるは
ひとさらいにつれられ いっしょに たびをします
しかし
たびさきで びょうきに かかってしまいます
うめわかまるの びょうきは
よくなることは なく
ついに うめわかまるは
すみだがわの ほとりで なくなってしまいました
12さいで なくなってしまった
うめわかまるの たましいを
てんごくに おくるため
むらびとたちは おはかをたてて おいのりをしました
おかあさんは うめわかまるが さらわれてしまったあと
いっしょうけんめいに うめわかまるを さがしました
しかし おかあさんがみつけたのは
うめわかまるの おはかでした
おかあさんは うめわかまるが なくなってしまったことを
ひどく かなしみました
そして おかあさんは
うめわかまるの おはかを まもるために
おてらをたてて
むらびとたちといっしょに
みんなでおいのりをしました
『だいねんぶつ』は
こうしてはじまったと
いわれています
『ながいだいねんぶつけんばい』は
うめわかまるの たましいを
てんごくに おおくりするために
おかあさんや むらびとたちが
いっしょうけんめいに おいのりをしたように、
ごせんぞさまや なくなってしまったひとの たましいを
てんごくまで おおくりするために
みんなで うたを うたいながら
おどる おどりです。
※みぎうえにある『入り口(いりぐち)』や、
『▽』から
えらんで みてね!
『入り口』や『▽』がないときは、
ひだりうえの3ぼんのせんから
えらんでみてね!