✿永井大念仏剣舞の踊り✿
③
ー中入・大笠振り(五拍子)・廻胴・礼踊りー
✿永井大念仏剣舞の踊り✿
③
ー中入・大笠振り(五拍子)・廻胴・礼踊りー
屋敷の中で一同で仏壇に向かい
太夫が「念佛回向(ねんぶつえこう)」を行います。
永井大念仏剣舞の念佛回向は、さまざまなものをほめたたえる唄で
23種類の回向があります。
以前は、訪問先でご飯をごちそうになりましたが、
回向には「飯」や「赤飯」、「水」などがあるので
料理に合わせ、それぞれのほめ唄をうたいました。
(もりおか郷土芸能フェスティバル等のステージ公演では省略されます)
「中入(なかいり)」が終わると、再び庭へ出て
「大笠振り(だいがさふり)」を行います。
「庭巻音頭(にわまきおんど)」のあとに行われる「念佛(ねんぶつ)」の大笠振りとは
違う種類の演目で
「五拍子(ごひょうし)」の大笠振りです。
「念佛」の大笠振りに比べ、
ゆっくりと、緩急をつけて踊ります。
「大笠振り(だいがさふり)」のあとに行われます。
2人から4人で一組になり、
一つの太鼓を取り囲みながらたたきます。
太鼓のまわりを
まわりながらたたくため、
「廻胴(まわりどう)」と呼ばれています。
廻胴の種類は2種類あり、
「入羽(いりは)と「中羽(なかは)」の2演目があります。
「廻胴(まわりどう)」が終わると
常太鼓(じょうだいこ)の「念佛(ねんぶつ)」の太鼓に合わせて
横2列に並び、礼踊りを踊ります。
「教え太鼓(おしえだいこ)」のあとに、入り違いになりながら踊り、
最後に礼をして終わります。
こうして、
永井大念仏剣舞の踊りが
終了となります。
そして、
お寺の和尚様や、訪問先の主人、お客様に一礼をして
「念佛(ねんぶつ)」の太鼓に合わせて退場したり、
「道行(みちゆき)」の太鼓に合わせて
次の目的地へと向かっていきます。
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