宿題ルーム
放課後や夏休みなどを活用して、子供が復習や予習、読書、ゲームなど自主的な活動を居場所を提供している。利用は無料、週2~3回、午後3~5時。長期の休みには、お楽しみ会などを行っている。
2018年の春、なぜかこの年、学童への希望者が多く、入級できない子ども達が続出。困っている多くの保護者の声を受け、なんとか子ども達の居場所を作りたいという意気込みだけで「木・々」を拠点にスタート。以来、「木・々」のスタッフ、保谷小学校の先生方、地域の皆さんに支えられて、コロナ禍も何とか乗り越えて6年。現在はスタッフも10名に増え、年間の延べ利用数は500人を超えています。
主に低学年の子ども達を対象に学習の習慣づけをし、おしゃべり、遊びを通して家庭や学校、習い事の場などとは違う「子供達がそれぞれの意思で活動し、それぞれが主役になり、安心して本音で過ごせる第三の居場所」づくりです。また学校の行き帰りなどに困ったこと、誰かとちょっと話したいことがあるとき、気軽に立ち寄れる場所づくりをモットーに週に2回から3回、午後3時から5時にオープンし、その他、夏休み、冬休みにお楽しみ会を行っています。
特にカリキュラムは無いので、元気で時々気まぐれな子ども達の活動にスタッフは童心に帰って楽しんだり、時には真剣に考えたり、一緒に悩んだりと、柔軟な対応が必要で、それがスタッフ自身の学びにもなっています。
ある時、Aくんのぼやきから、兄がヤングケアラーとして祖父のケアをすることで、不登校になりがちな実態が分かりました。民生委員の応援を得て、週2回のお弁当配布に繋がったこともあります。また、宿題ルームに参加していた幼い姉妹の母が急逝。子育てに奮闘する父親と接点を取りつつ、「木・々」のスタッフ全員で関わり、揺れ動く姉妹に寄り添いながら、多感な時期を乗り越え、中学生と高校生になった今は、宿題ルームのOBとして、いろいろなイベントに積極的に参加活動してくれています。
これからも一つ一つの小さな出会いを大事にして地域の子ども達の第三の居場所を守っていきたいと思います。(千葉 桂子)