column これからの「木・々」 「気づけば森」‥今こそ居場所が必要 鈴木 美紀
column これからの「木・々」 「気づけば森」‥今こそ居場所が必要 鈴木 美紀
朝日新聞の社説に、古くから伝わる物語が掲載されていました。山火事で燃え盛る森に一滴ずつ水を落とすハチドリに、動物たちが「そんなことをして、何になるの?」と笑いました。ハチドリは「私にできることをしているだけ」と答えるという「ハチドリのひとしずく」という物語です。最後に今、たくさんのハチドリたち(人々)がいて、行政が解決できない社会問題に取り組み活動をしている。そのひとしずくがたくさんの森を救っている、と結んでいました。
その記事を見て「こんなのがあればいいね」と、取り合えず始めてやってきたことを「それで良いんだよ」と教えてくれたようで、おっちょこちょいもスッキリとしました。
25年が経ち楽しく飛び回り、一滴ずつ水をたらしてきたおっちょこちょいハチドリ達も後期高齢者ハチドリになり、もう大きな森を飛び回るのがしんどくなってきました。
しかし、世の中ますます複雑になり、子供からお年寄りにまで全ての人たちの居場所をわざわざ、作らなければならない時代になりました。
★とにかく居て楽しい。誰でも、いつでも来られる。本音が言えてお互いが認められる。また来たい。こんな場所を維持したいです。
★ドローンや無人機で無辜の市民や子どもを殺しても、相手の痛みはおりか、自分が人を殺したという自覚さえないのでしょう。また、SNSで会ったこともない人を誹謗中傷し相手の気持ちなど考えることもない。こんな時代だからこそ、目と目を合わせて話をし、喧嘩をしながらも相手を理解する努力をする事を実践できる居場所が今こそ必要です。