みんなで晩ご飯 - コミュニティー事業 -
独りで晩ご飯を食べている子どもやお年寄り、ご飯作りから解放されたいママ達が対象。第3月曜日午後5~7時、第1金曜日(カレー)午後5~7時に開催している。
西東京・生活クラブ運動グループ地域協議会は2015年から「市民版地域福祉計画」を策定し、その中に「誰でも立ち寄れて、一緒に晩ご飯が食べられる場」としての「みんなで晩ご飯」を描いていました。単発企画で実験的に開催したり、毎月地域協議会や検討チームを組織して検討を重ねましたが、スペースや主体の課題が解決できず、実現には至りませんでした。
そこで地域協議会メンバーである「木・々」は新たな助成金の申請の中で「みんなで晩ご飯」を地域協議会と共同で実施する事業として組み立てたのです。見事助成金を獲得し、2022年後より、まずは月1回、子育て盛大対象と独居の高齢者対象の「みんなで晩ご飯」を月交代で実施しました。
今は月に2回、そのうち1回は地域協議会からのメンバーが交代で入って実施しています。一緒に食事をすることで、参加者一人ひとりの背景にある様々な事情が見えてきました。フードパントリーや子供食堂ともつながって、連携したケアもできるようになっています。
最初のころは表情も少なく緊張した面持ちで参加していた女の子が、おせっかい(いい意味ですよ)なおばちゃんパワーによって、ぽつりぽつりとい話をしてくれるようになり、笑顔が出る、一緒に参加しているおじいちゃんとも話ができるようになる、ついには「今度はエビフライが食べたい!」とおじいちゃんにおねだり、おじいちゃんが翌月エビを買ってきてくれる‥‥そんな交流があちこちで生まれるようになりました。こんな居場所がもっとたくさん出来ると良いと思います。「食べる」こと、「食卓」を大切に思っている生活クラブ組合員が作り出した地域協議会。食にかかわる事業を行う団体もいくつかあります。自分たちで次にできることは何か?他に「みんなで晩ご飯」ができる場所はないか?
助成金頼みの取り組みであることが大きな課題ですが、必要とされている地域の機能であることは痛感するので、どのように継続できるかを考えていきたいです。(柳瀬 麻知子)