MMDはハイスペックのPCでなくても動きます。
ですがある程度のスペックがないと十分に動作しません。
断然デスクトップをお勧めします。
理由は拡張性があるから。
グラフィックボードやメモリの換装などが容易です。
ノートは携帯性を重視しているのでスペック不足になりがちです。
もちろんノートで出来なくは無いです。ノートで作品を作っている方もいます。
ただMMDをやるなら何にしてもグラフィックボードを搭載しているPCを選びましょう。
また同スペック帯での価格はデスクトップの方が安いです。
自分の今使ってるデスクトップPCは10万くらいですが、
これと同じくらいの性能のノートPCは20万~30万くらいします。
「デスクトップ」といっても最近よくある「スリム型」というのは避けてください。
デスクトップのくせに拡張性にかなり制限がかかります。(大きいグラボが入らない、組み換えが難しいなど)
ミドルタワーかそれ以上の大きさのデスクトップをお勧めします。
私は先代のPCがスリム型だったのですごく苦労しました・・・。
左:先代のスリム型、薄い小さい
右:現在使ってるミドルタワー、でかい厚い
スペックの良いPCを使うに越したことはありません。
性能の良いグラフィックボード、容量のいいメモリを使えば重いエフェクトやモデルをガンガン使う事が出来ます。
ただ「最低これくらいのスペック」というと、使うモデルやエフェクトにもよるので一言ではちょっと難しいです。
私が現在使用しているPCは
・win10
・64bit
・i5 6500(予算の都合でここだけグレードダウン)
・24GB(DDR4)
・GTX960
いわゆるゲーミングPCというやつです。(ドスパラで買った自作PCセット)
ですが一つ前のPCはけっこう貧弱でした。
・win7
・64bit
・i7 2500(焦げてダメになった・・・)
・8GB(DDR3)
・RadeonHD6570
ギリギリPCゲームが出来ないくらい。アマゾンで中古で買って4万だったかな・・・。
(太平洋の嵐まではこれで製作、もう一つ前のPCはもっと貧弱でした。)
軽めのPCゲームが動くくらいなら問題ないと思います。
VPVPへ行ってMMDをDLしてきましょう。
DLしたら解凍して起動してみましょう。
※エラーが出る場合はMMDのreadmeを開き記載してあるURLから必要なものを全てインストールしてみよう。
起動できたら付属の「サンプル(きしめんAllStar)pmm」をドロップして読み込んでみましょう。
多少カクついたり、まぁそこそこ動くくらいであれば問題ないです。
10~15fpsくらい出てれば問題ないと思います。(先代PCがそれくらいだった記憶が)
MMD自体が落ちるようでしたらPCのスペック自体を見直す必要があるかもしれません。
とりあえず、一旦MMDを閉じましょう。
MikuMikuEffect(MME)の導入をしていきます。
MMEはMMD専用のエフェクトプラグインです。必須プラグインです。
MMEを導入する事により雪を降らせたり、発光させたり、モデルの影を綺麗に出来たりします。
舞力介入PさんのところからファイルをDLしてきましょう。
【ニコニコ動画】【MikuMikuDance】エフェクトファイルを読めるようにしてみた
中のものをMMDのファイルに貼り付けます。
MMDを起動してMMEが有効になっているか確認。
※エラーが出る場合、セキュリティが邪魔している場合があります。MMEのファイルをプロパティで開きブロックの解除をしましょう。
確認したら一旦MMDを閉じましょう。
「或るプログラマの一生」さんからUt Video Codec SuiteをDLしてインストールしよう。
必須・・・ではないけれど無いと後々苦労します。
Ut Video Codecは動画出力する時に圧縮して容量を軽くしてくれます。
未圧縮で出力するとあっという間にHDDがいっぱいになります。
動画ファイルは基本重いものと思ってください。圧縮してもそこそこ重いです。
αチャンネル(透明の部分)も出力してくれます。
モデルや背景を別々に出力したりするときに便利です。
だいたい前準備はお終いです。
※Ut VideoはWindowsが大きなアップデートする度に何故か消えてしまう可哀そうな子です。入れ直してあげましょう。