Half Japanese and half English. An archaeologist who dreams of the ancient Danube Civilisation. An operative who has a thorough knowledge of ancient arms. A man with kind heart and will of steel. This is the third appearance of a mysterious hero!
パリの社会人学校で臨時講師を務めるキートンだが、老朽化したその学校は廃校になることが決まっている。そこへ百合子が突然訪ねてきて・・・。
では、なぜ学び続けるのでしょう?
・・・・・・・・・それが人間の使命だからです。
キートンの恩師であり、百合子の名前の由来であるユーリー・スコット教授が登場。作品中のひとつのテーマでもあるドナウ文明についても紹介される。
デュッセルドルフ、西ドイツ。RAF(西ドイツ赤軍)幹部の女性を追う賞金稼ぎの前に現れたキートンは、テロリストを一網打尽にする計画に協力を申し出て・・・。
キートンはプロで・・・・・
我々はとんだアマチュアだったってわけさ。
プロは奇襲された場合に一旦後退して態勢を立て直す・・・、という話を作者がどこかからか聞いたんでしょう。
ミラノ、イタリア。ある未亡人にその義母から娘を取り戻すよう依頼されたキートンだが・・・。
一人の人間が自分以外の人のために、人生の幸せの何分の一かでも犠牲にするのは大変なことなんだ。たとえ、親と子でも・・・・・・
必殺のジョーク。未だに面白さが分かりません。
フォルメンテーラ島、スペイン。休暇を楽しむキートンは、スーツケースを手錠でつないだ男と知り合うが・・・。スペイン内戦から続く悲劇を描く。
私は不幸な人だと思いました。贅沢に退屈しきっている・・・。感動もない。そして・・・・・・ そのことを知っている。
冷戦に至る歴史をベースに、現在も残るその傷跡を花火とともに印象深く描いた作品。花火を見ていると何もかも許せる・・・。
東京、日本。自宅の縁側で満開の桜をながめつつ、愛犬の太助に話しかける平賀太平。キートンの幼馴染という女性が犬探しを依頼に尋ねてくるが・・・。
年年歳歳花相似・・・歳歳年年人不同・・・
(ねんねんさいさいはなあいにたり、さいさいねんねんひとおなじからず)
時の過ぎゆくままに(As Time Goes By)
太平&太助コンビが活躍。青いアマリリスはどうか知りませんが、サントリーは青いバラを開発したと主張しております。
シュバルツヴァルト、西ドイツ。在西独トルコ人実業家の死を調査するために黒い森(シュバルツヴァルト)に入ったその秘書とキートンは、極右組織のメンバーに狙われる。
久しぶりに、殺しがいのある奴が現われた・・・・・・
森の中は元SASのキートンの独壇場ですな。
シティー、英国。債権回収の失敗の責任をとるため辞職し、同時に離婚した元エリートは、偶然、旧友のキートンに出会う。
僕は彼女と別れて、少しだけ大人になったような気がする・・・・・・
「私なんか五年前、ハワイのハーゲンダッツのバニラチェリーを食べただけで、目から鱗が落ちたくらいだ。今度もきっと凄いカルチャーショックが待ってるに違いない!」というキートン。実在するならハワイに行って食べてみたい。
フランクフルト、西ドイツ。保険会社の調査員(オプ)として盗品の回収を依頼されたキートンは、依頼人の女性に会うが・・・。
"このウサギはハーベイの恋人で・・・・・・ 名前は、飛行機の中で決定しよう"・・・・・・と。
ラストで女が待っているのってキートンだよなぁ、やっぱり。微妙なエンディング。