Half Japanese and half English. An archaeologist with Schliemann's dream, a detective with Holmes's brain, an Oxford graduate and a SAS staff sergeant. This is the second appearance of a mysterious hero!
ドイツ。鉄道で知り合った老婦人に振り回されるキートン。だが、貴婦人の正体は・・・。
あなたみたいな人を、本当の貴族というのよ。
第二次世界大戦、東西冷戦。時代に翻弄された女性の半生をキートンとの出会いを通して描く秀作。お年寄りには親切に。
ロンドン。元SAS曹長、それも最強の男、による殺人事件が発生。SASの不始末はSASで・・・。キートンは事件を調査するロンドン警視庁のアドバイザーに指名されるが・・・。「獲物の季節」へ続く全3話の前編。
自分を虫ケラだと思って、そこから這い上がろうとする奴は、虫ケラとは言わない!
それは人間だ。
英国特殊空挺部隊SASの内幕、アフガニスタンやパキスタンのゲリラが栽培するアヘンのヨーロッパへの密売ルートなど蘊蓄に富む話。
「狩人の季節」に続く全3話の中編。ロンドン警視庁の警視と事件の調査をはじめるキートン。事件の犯人が、SAS時代の上官と知り・・・。
やめておけ! この距離ならナイフの方が絶対に速い!!
SAS新兵時代のキートンが回想の中で登場する。
「獲物の季節」に続く全3話の後編。プロフェッサーと慕う元SAS教官と接触したキートン。英国の麻薬密売にかかわる事件の真相を聞かされて・・・。
ウサギだって追いつめられると、勇敢に戦うのよ。
軍人として完璧でも家庭でそうとは限らない。家族と離ればれれでも、どこかつながっているキートン一家との対比が暗に描かれている。と思う。
ダブリン市、アイルランド。盗まれた東京オリンピック金メダルの捜索を依頼されたキートン。警察とともに裏取引されかけたメダルを取り戻したが、依頼人以外からも盗難届けがでていて・・・。
ファイアマン!!
ワインを慎め。それから・・・・・・ 新鮮なグレープフルーツジュースを飲むんだ!!
この話を読んでグレープフルーツジュースを好んで飲むようになった人は多い。間違いないね。
スイス。死亡保険金詐欺を調査するキートンは犯人と接触するが、彼はマフィアからも逃亡中の身で・・・。
それが問題なんです。
はあ?
優秀なオプだってこと・・・・・・
ギリシアやローマより古い文明の存在を証明するために、ドナウ川の一地点を発掘するというキートンの夢が語られる。
西ドイツ。人狼伝説に似た異常な死を遂げた女性。その死因を調べるキートンだが・・・。
きれいな髪だ。まるで私の母のようだ・・・・・・
「SILVER MOON」へ続く前編。狂牛病に似たウィルスの存在を取り上げるが、連載当時としては、まだ認知度の低く原作者の先見性に驚く。
「RED MOON」から続く後編。世界各国で続く女性の変死事件。それはある一人の男につながっていた。復讐に身をゆだねる男はそれを完遂するのか・・・。
満月の光ですら、刺すような痛みだろう。
この2話は、サイコ・サスペンスっぽい雰囲気。話が親子2代と各国に飛ぶのでじっくり読まないとやや難解。