Half Japanese and half English. Archaeology lecturer and special investigator. Ex SAS survival instructor and Falklands veteran. Scholor and operative. This is a first appearance of a mysterious here!
考古学者として大学で講師を務め、保険調査員でもあり、また元SAS教官でもある平賀=キートン・太一。ギリシアで不可解な死を遂げた男の身辺を調査する。
美しい・・・ パパス氏が奴らに渡したくなかったわけだ。
でも・・・・・・ 彼、きっとあなたになら・・・・・・
それじゃ、一枚だけ・・・・・・
保険調査員としてのキートンを描く。シリーズ第一作。ロイズ、アンダーライター、アンゴラ、英国特殊空挺部隊SAS・・・。「風の強い場所では、銃より原始武器・・・・・・ たとえば投石器の方が、はるかに有利な場合があるって教えたでしょう」とキートン。
フィレンツェ、イタリア。保険金受け取り人である日本人を捜すよう依頼されたキートン。イタリアのテロリズムの特殊事情に関する蘊蓄あふれる一作。テロの資金源として狙われる日本人留学生。
なんとかするかもしれん。あのキートンて男・・・・・・
キートンの経歴が紹介される本作。 ベッドのシーツやスプリングを利用して監禁された部屋から脱出し、格闘する。凄すぎ。
胡桃沢大学で考古学を教えるキートン。学生の中に娘をみつけ・・・。
いい加減にしなさい、授業はとっくに始まってるのよ!!(大学生を一喝する中学生の百合子)
回想のなかで、キートンの奥さんが(後姿だけだけど)でてくる唯一の作品。オックスフォード大学に数学を研究するために来ていた日本人留学生である彼女に、キートンが一目ぼれ(?)するエピソードがでてきます。ちなみに、中学生の百合子(15歳)の高校生のボーイフレンドである田島君は、以後登場しません。残念~。
ロンドン。探偵事務所から娘(百合子)に元妻の見合い話について電話するキートン。あるダビデ象を贋作と証明するよう依頼されて・・・。
・・・・・・しかし、あいつも、見合いするなんてなァ・・・・・・
キートンの探偵事務所の経営者、ダニエル・オコンネルが登場(社員はこの2人だけ)。 次回(黒と白の熱砂・砂漠のカーリマン)へ続く話題や小道具が登場する。
ロイド保険組合(ロイズ)の依頼でタクラマカン砂漠の発掘現場にやってきたキートン。そこは学会で対立する日本人の教授が指揮しているが・・・。
・・・・・・そのあと二時間で、我々は簡単に死んでしまうんです。
直射日光で、体液が沸騰してね。
タクラマカン・・・・・・
ウイグル語で、"生きては戻れぬ砂漠"という意味なんですよ。
発掘現場での現地住民との確執や民族問題をエッセンスに、サバイバル術を駆使するキートンを描く。「砂漠のカーリマン」へ続く前編。
靴も荷物も奪われて、タクラマカン砂漠に置き去りにされたキートン一行。
あ・・・・・・ そうだ、女房に・・・・・・
電話しなくちゃ・・・・・・
ジャコウネズミを捕まえ、水を作り、北極星の高度から現在地を割り出すキートン。もっとも印象に残る作品と推す人も多い。
日本。久しぶりに父親に会ったキートンは、ある女性に金を渡すよう頼まれて・・・。
あそこが、私の人生の背中なんだよ。
キートンの父親、平賀太平が登場。20年前は、動物学者として務めていた研究所をクビになり、事業にも失敗し、妻と子(キートン)にも去られ、横浜の裏街でドン底の生活をしていたという設定が明らかに。
夏。百合子と太平、キートンの3人は、太平が40年前に買った田舎の別荘に集まる。祖父と父親に、逃げられたそれぞれの妻を取り戻すために、何をすべきか考えるための合宿だと言う百合子だが・・・。
百合子ちゃん、やっぱり、あんたのお父さんとおじいちゃんは天才だ!!
日本の田舎の良さ、それぞれの大切な故郷・・・。それを再確認させてくれる作品。