2020-10-23に、Xubuntuの新しいリリース 20.10が出ました。
今使っているのが、20.04のLTS版なので、あと2年位はわざわざ変えなくてもいいといえばいいのですが、それだとこのサイトのネタがないのと、やっぱり最新のものを使いたい。でもいつもメインで開発に使っているマシン(自宅でT495、会社でT580)が使えなくなるのは困る。
というわけで、このサイトでも何度か登場しているサブマシンにインストールして試してみることにした。結果は以下の通りで、起動しないなどの致命的な不具合が多く、ThinkPadのTシリーズみたいな無難な機種であれば問題ないのかもしれないが、仕事が忙しいのもあって、業務利用しているT495/T580の移行は少し待とうかなと思う。
2020-08-30の記事1と2で、なんとかXubuntu 20.04 LTSを入れたものの、輝度を変えられないから使い物にならない。自宅で夜に使うサブとしておいておいたが、自宅は部屋を暗めにしているので眩しすぎ、結局使っていなかった。
さっそくXubuntu 20.10をUSBからインストールしたものの、レノボのロゴが出たあと画面が真っ暗になって起動しない。
2021-02-06追記 再度Xubuntu20.10をインストールを試みたが、NG。もうすぐ21.04も出てくるので、この機種も、20.10への移行は断念。
基本的にマウスを使うので、タッチパッドのくるくる回すやつが機能するのか、気にしたことはなかったですが、ほぼ問題なくXubuntu 20.04 LTSが使えているCF-N10にもインストールしてみたところ、とりあえず起動・終了に問題はなかった。手元にないので週明け、VSCodeなど開発環境を整えていくので、その後更新する。
2020-10-29追記 準備編のインストール後の設定、VS Codeインストールのページに沿って開発環境を整備したが、特に20.10の導入に起因する不具合はなかった。なお、タッチパッドのくるくる回すやつは、機能しなかった(自分には必要ないので、解消を試みていない)。
2020-10-30追記 Panasonicの拡張機能で、電池の劣化を防ぐため充電を80%で停止するなどの設定ができるユーティリティが付属していたが、設定はPCに記憶されているようで、Linuxに変えても、80%までしか充電されない。まぁ電源を切って充電することもあり得るので、PC本体で設定を記憶できないと期待する動作はできないから当然といえば当然なのだが。電池を使うことはないので困ってはいないが、BIOSで変えられるのか、そのうち確認してみる。
こちらは、Xubuntu20.10をインストールしたあと再起動すると、起動ドライブが見つからないと出る。いろいろいじったり初期化したりしているので、BIOSの設定が悪い可能性はある。
2020-10-29追記 Windows10だとなんの問題もなく起動するので、やはりXubuntu 20.10に起因して起動できないのかもしれない
2021-02-06追記 再度Xubuntu20.10をインストールを試みたが、事象は変わらず(インストール後に再起動すると、起動ドライブがないと言われる)。もうすぐ21.04も出てくるので、20.10への移行は断念。
2021-04-30追記 Xubuntu 21.04 releaseを機に、いろいろBIOSをいじってみたところ、(21.04で)起動するようになりました(こちら)。おそらく、20.10でも有効なのではないかと思います。
こちらは、Xubuntu 20.04 LTS1で現用で使用していたところ、Let's note CF-N10のほうの移行がうまくいってそちらを一時的に使用できることになったので、環境を壊すことができるようになった(Xubuntu 20.10 へアップグレード)。
環境を壊す前に、せっかく今20.04 LTSが入っているので、まずはアップグレードを試してみる。スタートメニューの[設定] - [ソフトウェアとアップデート]の[アップデート]タブ内[Ubuntu新バージョンの通知]で[すべての新バージョン]を選択すると、20.10へのアップグレードもできるようになる(以下画像)
リリースノート
アップグレード前のXubuntu 20.04で、スケーリング設定がタイトルバーに反映されないので、タイトルバーの文字サイズを2倍に設定して使っていたが、Xubuntu 20.10ではタイトルバーの文字にもスケーリング2倍が適用されるようになっていた。タイトルバーの文字サイズを18ポイントから9ポイントに戻す。
このサイトのタイトルにも名前がついているT495ですが、結論から言うと、今の所NG判定となりました。
セーフモードで起動してちょこちょこやったりするとたまに起動(パスワード入力画面に到達)したり、LENOVOの赤いロゴが消えたくらいの瞬間にF12を押すと起動(パスワード入力画面に到達)できたりするのですが、安定して起動できるに至らなかったので、Xubuntu 20.04 LTSに戻して、しばらく様子見します。
ちなみに、Ctrl+Alt+F1で、CUI画面でログインは可能です。なので、CUI画面で、google cloud SDKをインストールし、gitをインストールし、ローカルリポジトリを構築し、nanoでプログラミングをし、google cloudにデプロイなどできるのかもしれません。
他の、HP EliteBookやA275でもそうですが、USB起動だと問題なく使えるのに、インストールするとNGというのが困りものです。事前にチェックできないのでしょうかね。
2021-02-06追記 再度Xubuntu20.10をインストールを試みたが、NG。もうすぐ21.04も出てくるので、この機種も、20.10への移行は断念。