前回の再掲だが、画面表示がおかしく、このままでは使い物にならない。
ところが、リカバリーモードに一度は行って、そこからResume(通常起動)すると、正常に表示されることが分かった。
やり方は、Lenovoのメニューが消えた直後に[Esc]を連打し、GrubのRecovery Menuを開く。2番目の、Advanced option s for Ubuntu(XUbuntu?)を選択すると、入っているLinux kernelが、それぞれ記載なし(通常起動)とRecoveryModeの組み合わせで表示される。一番新しいLinux KernelのRecovery Modeを選択すると、なにかメニューが表示されるが、そこから直ちに、一番上のResumeを選択し、表示されるメッセージをOKすると、何も変えていないのに正常表示される。
RecoveryModeで起動したときに、Linux kernelを起動するときの引数に何か送っているのではないか、ということで、その差分を確かめるため、grubの設定ファイル(/boot/grub/grub.cfg)を見ていたところ、[recovery] [nomodeset] [dis_ucode_ldr]という3つのオプションが追加されることが分かった。
このうち、画面表示に関わる、[nomodeset]をLinux kernel起動時に引き渡すように、設定する。
具体的には以下の通り。
GRUB設定ファイルを編集する。
consoleで
sudo nano /etc/default/grub
を実行し、エディタを開く。ファイルマネージャからMousepadで普通に開いても、権限がなく、保存できない。
以下の行を探し、
GRUB_CMDLINE_LINUX=""
それを次のように書き換える(もしかすると、何か書いてあるかもしれないが、スペースで区切って、追加する)。
GRUB_CMDLINE_LINUX="nomodeset"
Ctrl+Xで保存。上書きするか聞いてくるのでyを押す。ファイル名の確認が出るので、もう一度Enterを押す。
consoleで
sudo update-grub
を実行し、grubに変更を反映。
また、前回、Xubuntu 19.10を入れたときにタッチパッドを使えない問題を解決するためにgrub設定した以下の項目は、Xubuntu 20.04 LTSででも必要だった。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="i8042.reset"
輝度を変更できない
電池マークをクリックして変更するポップアップ画面は出るが、そのバーを変更しても輝度が変わらない。
Fn+Functionキーが機能しない